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飲食店のコロナの影響によるパラダイム変換~企業の夜の付き合い方も変わっていくのか

夜は各局のニュースを見ながら新聞を読む。

在宅が主なので時間があり、ニュースを複数見るようになった。普通に通勤していた頃は、テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)をもっぱら見るだけだった。

各局とも、苦境に立つ居酒屋の様子を伝える。

飲み会合で集団感染する例も多く、現在、多くの人数で飲みに行くのはためらわれる。この影響は、1年くらいではすまないかもしれない。WEB飲み会が普及しているように、企業社会に根付いていた夜の付き合いが大きく変わっていくのだろう。

飲み会合でクラスターが発生するのは、飲食しながらにぎやかにしゃべるため、飛沫が飛ぶからだろう。そうであるならば、一人で静かに飲むタイプの店ではリスクが低いように思われる。お酒が好きな人が集まり、お酒をじっくりと味わい、カウンターで飲むような店である。自分はそのような店も好きである。

飲食店の流行は時代によって変わってきた。コロナの影響によって、飲食店業界のパラダイム変換が強制的に行われることになる。

ニュースでも六本木の店舗をたたみ、WEB通販に比重を移す店が紹介されていた。鍋や大皿など、多くの人数で楽しむ会合が忌避されてきている。感染の危険が高いと思われているからだが、鍋の文化が途絶えてしまうのは惜しい。一人鍋のメニュー開発など、今の不安感を払しょくする方向の商品開発が急務と考える。鍋を家庭で食べるためのセット商品に力を入れる方法もあるだろう。

繁華街店舗の客数の減少が述べられていたが、三軒茶屋など住宅地に近い繁華街は客数が減少していないとのこと。そうであれば、メニューなどをファミリー志向のものにするなどの変更も必要である。

あまりにも急激な変化が襲っているわけであるが、これを契機に新しい視点での商品開発をしていくべきだろう。客の不安感を払しょくする方向性が何より重要視されることになる。

#マーケティング #商品開発 #飲食品業界 #居酒屋 #鍋 #六本木


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