おおばしゅうの「言葉のおすそわけ」第10回
2022年春に過疎発祥の地である島根県益田市から、地元静岡県にUターンし、家業の会社(カネヤ工業)で営業・広報として働きながら、生き方に関するトークイベントを開いたり、農業を展開したり、個人ラジオを配信したり、静岡での暮らしや跡継ぎ、地域についてのあれこれを発信している おおばしゅうが、心の中で思っていたことや小さな気づき、残しておきたいことを自由に綴ります。
(ヘッダー画像 (撮影) :素晴木 あいさん https://note.com/subarasikiai)
「続ける」ためのハードルの決め方
自分で決めたことなのに続かないことが、本当に多い。
この連載「言葉のおすそわけ」も、1ヶ月ぶりの更新となってしまった。
連載で何か書かなくては…という入口からどんな文章を書くか考えることもあるが、出来るだけそれは避けたいと思っている自分がいる。というのも、自然に降りてくる言葉の方が、自分がふと考えていることであって、毎週日曜に更新すると決めたから何か振り絞らないと、と義務的な形になってしまうと、自分が思っていること考えていることが100%表しきれないこともある。だから、出来るだけ無理をしないハードル設定を決めるようにしてる。
そういった意味では、連載note「言葉のおすそわけ」より少しあとに、個人ラジオを再開(リニューアル)した。
『人生百貨店』のコンセプトは、上記のnoteを見ていただけたらと思う中で、この人生百貨店は、日曜夜に不定期にオープンするバーという設定をしている。
その理由は、毎週更新にすると、収録・編集の時間と更新までのスケジュールがタイトになってしまう時があるし、何よりもいろんな人生の物語を聞くことが好きで、ラジオパーソナリティに憧れを持っていて、「やりたい」という源泉でスタートしたものが、自分との約束を果たすための「更新しなければいけない」という気持ちに変わってしまうのは、イヤだと思ったから。
それならということで、最低月1更新するという低いハードルを設定した。
低すぎるかもしれないけど、今は仕事ではないし、更新頻度が少ないと誰かから怒られるわけでもないから、ちょっと足りないなくらいの方が丁度いい。もうちょっと食べれるけど、デザート一品頼んじゃうと満腹すぎて動けなくなっちゃうから腹八分でやめようみたいな。
来月で27歳を迎える中で、年々無理をしないことの大切さと、頑張るとき・何かに取り組むときのスイッチングの重要性を感じるようになった。限りある20代の1年なのだから、長期間かけてやりたいことであれば、ハードル決めを丁寧に決めていきたいものだ。
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