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被爆79年。被爆樹木のこかげに集うアートプロジェクト「1本のいのちの下で 2024」

【ヒロシマでの制作:1本のいのちの下で2024】

「あなたは被爆樹木を知っていますか?」

 被爆樹木とは1945年8月6日8:15に落とされた原爆によってダメージを受け、今も生き続けている樹木です。

 本企画は、この被爆樹木をもっと多くの人に知ってもらい、「今」について感じ、味わい、考え、交流する機会をつくりたいと、2017年から毎年実施し、今年で6回目の開催(※)となります。

 私は、2012年被爆樹木に初めて出会い、被爆樹木との制作は今年で13年目になりました。初めて出会った2012年から毎年、わたしたちと同じように生き、日々変化している「被爆樹木の時間」を感光紙に直接焼き付ける作品『呼吸する影-被爆樹木のフォトグラム-』を制作しています。

その中で、1年に1枚だけ撮影することができる特別な制作があります。8/6の8:15に爆心地から最も近い370mで被爆した「シダレヤナギ」の撮影です。この作品制作を公開する他、企画趣旨に賛同し集まったアーティストたちが作品展示やワークショップ、ライブパフォーマンスを様々な場所で行います。

 ぜひ被爆樹木とわたしたちに会いに来てください。

1本のいのちの下で語らいましょう。


今年は、7人の素敵な表現者たちと、広島市青少年センター、広島市戸坂公民館の皆様との連携で実施します。

皆様のご参加をお待ちしています。

(※:2018年〜広島市青少年センターと連携。2020・2021年は、COVID-19の影響で中止)


●日時:
2024年8/4(日)-8/6(火)

●場所:
被爆樹木シダレヤナギの下・広島市青少年センター・広島市戸坂公民館・紙屋町シャレオ

●参加作家:
浅見俊哉・青木裕志・Life Garden・もろえるり・Akane・Wmika(Mika Fujiwara)・瑛伶・堤直人

●問い合わせ:
082-228-0447(広島市青少年センター)

E-mail:shunya.asami@icloud.com

●主催:
「1本のいのちの下で」運営チーム・広島市青少年センター

●企画協力:
広島市戸坂公民館・STAND COFFEEコトコト・祐源紘史・河島礼芽

●協力:
ご参加いただいた皆様

●ウェブサイト:


●これまでの活動:

2023年

2022年

2021年

2019年

2016年


2015年


2012年


⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター