等身大の影が集う展覧会「BODY PRINT ACTION 2021展」が始まります!
「BODY PRINT ACTION 2021-気配を繋ぐ」
夏から秋にかけて、等身大の影をつかまえる「BODY PRINT」を様々な場所で出会った人たちと制作する「BODY PRINT ACTION 2021-気配を繋ぐ-」
「BODY PRINT」制作ワークショップを4回を行い、集った人たちの等身大の影が集う展覧会がいよいよ2021.9/10-9/26に、さいたま市のアートスペース「space 845」で開催します。
コロナ禍、なかなか対面で会うことが難しい昨今、人と人とが影の気配で集う展覧会となります。ぜひ、お心と時間が合いましたらご来場いただければ幸いです。
○企画主旨
「自分の影をつかまえてみたい。」
【BODY PRINT ACTION 2021 -気配を繋ぐ-】は、写真作家:浅見俊哉の人物の等身大の影を日光写真(サイアノタイプ )で撮影する作品シリーズを、埼玉県さいたま市の「space845」・「マーブルテラス」を主な舞台として展開する企画です。
自分の身体とその影を考えるだけでも随分と哲学的な問いかけではありますが、影から気配へと思考を広げてみると 「気配」にはどこか、他とつながる関係性を含んでいるように感じられます。本プロジェクトは様々な場所でワークショップ形式を取りながら参加者自らの影をつかまえて、また作家の感性にゆだねて人と人の影を結び付けることを試みます。 プロジェクトの締め括りは、space845で開催される展覧会に参加者の影の像が集まります。爽やかな風に揺れる影が醸す気配を一緒に楽しみましょう。
若林祥文(浦和-美術と街巡り案内人、都市づくりNPOさいたま他所属)
「BODY PRINT ACTION 2021展」
○会期:2021.9/10-9/26 10:00-17:00(9/14・9/21休廊)
○場所:space845(埼玉県さいたま市岩槻区大口639−1)
駐車場有り。
○アクセス:岩槻駅東口よりバス越谷・しらこばと水上公園方面乗車「下飯塚」下車、徒歩20分
○企画:若林祥文(浦和-美術と街巡り案内人、都市づくりNPOさいたま他所属)・利根川兼一(space845)
○主催:space845
○協力:マーブルテラス・KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)
○入場料:fun tipping(投げ銭):1000円頂いた方には記念品をプレゼントします。
○関連企画:
【ギャラリートーク】
9/12 15:00-16:00:(本企画について作家と企画者が話します。)
【ワークショップ】
作家滞在日:9/10・12・15・19・22・26の13:00-15:00に1日2組限定で「BODY PRINT」の制作ができます。天候により制作できないことがありますので事前にお問い合わせください。(参加費:6000円)
○問合せ:info@hasikko.net(利根川)
website: https://space845.tumblr.com/
○これまでの 「BODY PRINT」制作ワークショップの様子
2021.7/17 @space845(埼玉県さいたま市岩槻区大口639−1)
夏の陽差が降り注ぐ、田園風景の中のアートスペースでの制作。若く青い稲穂を背景に感じながらの制作となりました。田螺の殻などをモチーフにした作品も生まれました。
2021.8/6 @被爆樹木シダレヤナギの下(広島県広島市中区基町5−61土手沿い)
広島にある爆心地から最も近い場所にあるシダレヤナギの下での制作。8/6の広島の陽差、クマゼミの元気な声を聞きながら撮影しました。
2021.8/15 @KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)(埼玉県越谷市北越谷5-9-27)
生憎の夏の雨の環境の中、野外の制作は難しく室内で制作。40分ほどかけて露光した影は現像後消えてしまうという結果に。後日リベンジし、素敵な影が撮影できました。
2021.8/21 @マーブルテラス(埼玉県さいたま市浦和区常盤10-21-9コミューンときわ 1F)
素敵な影がたくさん集まった1日となりました。9歳の誕生日を迎える記念として参加してくれた参加者や、姉妹での仲良しの影、結婚の記念に両面に写した影、祖母との思い出のドレスを着ての撮影など。制作を通して、それぞれの参加者は素敵な思い出や記憶と共に制作していました。撮影後のギャラリートークでは、作品に込めた想いを共有しました。
「BODY PRINT」制作ワークショップで撮影した作品が一堂に集まる展覧会をどうぞよろしくお願いいたします。
企画詳細はコチラ↓
⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター