見出し画像

これからは脱オフィス!?テレワーク化が進んでいくとどうなるのか

皆さんこんにちは

中橋 俊都(ナカハシ シュント)です。
僕は毎年、正月といえば箱根駅伝!というくらい大好きで楽しみにしています。青学は強いですけど、5年単位くらいで優勝候補の大学が入れ替わるので、本当に面白いです。学生スポーツの良い所は、どの学校も必ず毎年メンバーの入れ替わりがあるところと、期限が平等に決められているところですよね。箱根のチャンスは誰もが4回だけ。そこがプロスポーツ選手との違いです。

箱根駅伝で活躍をすると、駅伝ランナーとして大手企業に就職できるわけですが、最近大手企業のLIXILの気になるニュースがあったので、今回はそのお話です。

本社移転でオフィス面積が9割減

画像1

僕が見たのは以下の記事です↓

LIXIL、本社移転によりオフィス面積を9割減へ。「オフィス」の再定義により働き方変革をさらに推進か
https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=1818

このオフィス移転が意味する事

画像2

LIXILと言えば、設立70年・従業員数5万人以上の日本を代表する企業の1つ。
今回のテレワークは、かなり大きなチャレンジであると感じました。

理由は2つあって、

①もう出社が当たり前の文化には戻らないという強い意思表示
②これからのオフィス街の在り方が変わる可能性がある


です。

①ですが、オフィス面積が9割削減となると、もう以前のような出社が当たり前の環境には戻れません。テレワークが浸透しているというアピールが出来ていると同時に、万が一失敗したときのリスクは計り知れません。テレワーク反対派の企業の理由の多くが、「社員の管理がしにくい」です。
社員はさぼろうと思えばさぼれるわけですから、自分を律するのは中々大変ですし、管理側も5万人以上の社員を管理するのは相当な負担だと思います。

②は、もしこれから多くの企業が同じ状況になた場合の話です。オフィス街と呼ばれる地域の多くは、大手企業やそのグループ会社が多くの土地を占めています。日本橋や大手町のビルは、家賃も高いのでそれなりの企業でないとオフィスを構えるのは厳しいです。そうなったら、オフィス街は大きく形を変えることになるかもしれませんね。まあ、万が一実現しても相当先の話でしょうけど。(笑)

テレワーク化が与える影響

画像3

テレワーク化が進むと、大きく影響を受ける業界は沢山あります。
あくまでも僕の予想ですが、

【いい影響を受ける業界】
・IT業界
・スーパー
・家電メーカー

【厳しくなっていく業界】
・建設、不動産
・鉄道
・印刷業界
・アパレル(スーツ)業界
・飲食業界

DX(デジタルトランスフォーメーション)化推進企業を応援しているサービスを提供している会社は、どんどん売上を伸ばしていくでしょう。そうなるとますますペーパーレス化が進むので、印刷業界は厳しくなります。また、テレワーク化が進むと、自炊が出来るのでスーパーなど1部の小売業界は売上が伸びそうです。反対に飲食店やコンビニは、住宅街近くのお店の売上が好調になりそうですね。
家電メーカーは、テレワークが当たり前になると家の設備を整える人が増えてくると思います。より仕事がしやすい部屋を作ろうとしたり、自宅で贅沢をしようとすると恩恵は受けやすいかなと予想します。

しかし残念ながら、建設・不動産や鉄道、アパレル業界は逆境に立たされそうです。建設・不動産はオフィスが撤退して、全く新しい都市開発が行われるのであれば話は別ですが、鉄道とアパレルは出社の為の需要は殆どなくなります。最近はオフィスカジュアル、私服OKの会社も多いですしね。

ただ、その辺りの影響は予想しやすいので、実現するとしてもかなり先の話になりそうですよね。

まとめ

ダラダラと書いてしまいましたが、要するに、「LIXILのオフィス移転」によって、これからの日本の流れが大きく変わる可能性があるかも!という事が伝えたかったです。やっぱり有名企業が大胆な施策を行うと気になりますよね。

最後まで見ていただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?