採用?不採用?人事目線で語る面接での○○フラグとは?
皆さんこんばんは
中橋俊都(ナカハシ シュント)です。
少しご無沙汰してしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近は本当に寒いですね。僕は寒いのが大の苦手なので、既に限界が近いです。
今年ももうすぐ終わりのこの時期は、意外と採用活動が活発で求人が増えてくる時期でもあります。1~4月入社での転職を考えている皆さん。今が掘り出し物企業の狙い目です!(笑)
転職の際に必ずあるのが「面接」です。多くの人は面接の後に、振り返りをすると思うのですが、「手応えあったのに不採用」「全然ダメだと思ったのに選考通過」という経験がある方も多いかと思います。
という事で今回は、よく言われる面接の採用・不採用フラグと共に、人事目線の意見をお伝えできればと思います。
よく言われる「選考通過」と「不採用」フラグ
新卒採用の就職活動の時から、選考通過・不採用フラグという都市伝説は友達同士で話題になっていました。
特に聞くのをいくつかピックアップすると、以下の通りです。
■選考通過フラグ
・次の選考の話が出る
・入社した後のキャリアプランや給与の話が出る
・質問が多い
・面接時間が長い
・面接官がメモを取っている
■不採用フラグ
・面接時間が短い
・質問が少ない
・選考結果が通過の場合のみ連絡します。と言われる
・エレベーターまで見送られる
・やたらと誉められる
実際どうなの?
では、実際に人事目線では、この辺りはどうなのか?というところは、皆さん気になるところではあるかと思います。
僕なりに整理すると、以下のようになります。※追加項目もあります。
■ほぼ選考通過
・次の選考の話が出る
・入社した後のキャリアプランや給与の話が出る
・面接官がメモを取っている
・次回面接のアドバイスをされる
■不採用の可能性が高い
・逆質問をされない
・選考結果が通過の場合のみ連絡します。と言われる
・質問の深堀りがない
・やたらと褒められる
■人による
・質問が多い
・面接時間が長い
・面接時間が短い
・質問が少ない
・面接官の反応が薄い
・エレベーターまで見送られる
・雑談が多い
面接官の考え方
基本的に面接官は、不採用の人材に入社後の話や選考通過後の話はしません。全員に話をすることにしている企業や面接官もいますが、今後の話をされたら期待してOKだと思います。
また、僕が考える限りですが、不採用フラグはそれほど多くないです。
不採用と決まっているからと言って露骨に態度に出すことはしないからです。ただ、やはりほとんど何も聞かれなかったり不自然な程褒めるけど、次の選考については何も言われないパターンは、黄色信号かなと思います。
最後の人「人による」欄は、本当に読めません。
面接時間は、特に1次面接は分かりにくいです。短くても、書類選考の時点で通過はほとんど決まっていて、イメージと違わないかの確認くらいの場合もあります。長い場合も、必死に良い所を見つけようとした結果時間が長くなったが、結局見つけられずに不採用。というケースもあります。応募がそんなに多くない場合にありがちなパターンですね。
質問の量については、面接官のタイプによります。とにかく話を聞いて判断する人と、話を聞く姿勢・リアクションで判断する人に分かれます。また、特に中途採用では、テンプレート(志望動機・自己PR)の質問をされることはほとんど無くなり、雑談ベースで見極めるケースがほとんどです。
エレベーターの送りについては、見送られないことはほとんどありません。企業側のマナーの問題です。
まとめ
僕は、面接を受ける側もする側も沢山経験しています。面接をする側になって分かったことは、面接官には本当に沢山のタイプがいる事です。選考結果は正直、面接官との相性によって選考は大きく左右されることが多いです。
ちなみに僕は雑談型です。出来るだけ求職者の素を引き出せるように努めています。特に意識してみるポイントは、
・第一印象
・目線
・話がまとまっていていて聞きやすいか
・会社に貢献してくれそうな人間か
・社内のメンバーと相性がよさそうか
この辺りを見ています。「会社に貢献してくれそうな人間か」というのは、給与やスキルアップの話だけではなく、「自分のスキルや経験をどう活かしたいと考えているか」について触れているかをチェックしています。
もちろん、給与やプライベートのこと、働きやすさや休みが大事なのも重々理解していますが、その代わりにどんな労働力を提供できるかをしっかりと伝えることが出来る人が面接で上手くいくのではないかなと感じています。
皆さんの就職活動のお力に少しでもなれたら幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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