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スポーツビジネス1年目の苦悩を語る


スポーツ業界はドリームジョブ、好きなことに携われるのだから稼げず苦労するのがあたりまえだと考えられている業界だと正直に学んだ転職1年目だった。

初投稿でこんな書き出しをしていると、スポーツビジネスに対して1年で悲観してしまって早々業界をやめてしまうように見えてしまうかもしれません。
でも実はそうではなくて、どうにか1シーズンを乗り越えたからこそ今後やりたいことやどんなことができるのかを自分の整理のためにも、
せっかく書くならこれから入ってくる次の世代や別業界の方にも参考にしてもらいたくて今日書き始めました。
日記にして残すよりもちょっとは有用な気がしまして…笑
ただ、まだ成果を出してそのプロセスを皆様に公開します!みたいな有用な記事ではないです。そのため、日記帳みたいなこの文章は完全公開で展開させていただきます。いつか価値が
あるようなものになったらいいな…。

入って早々感じた、これはやばい…なんも残ってない!

入社早々、前任がやめました。その1週間前には長く勤めていた大ベテラン(※ここからは彼が抱えていた業務量をスーパーマンと呼ぶことにします。)が辞めたばかりだったと聞く…。

まぁ、スポーツ業界なんてそんなもんか、覚悟してきたじゃないか。ましてや5年も続けた人がいるのが奇跡みたいなもんでしょ

そんな少しこの業界を舐めて入ったかっこ悪い僕だったと当時を振り返ると思います。前任の引継ぎを1週間で行った際もありがたいことに前職でSlackには慣れていたし、WEB業界を少しかじった気になっていたので「大体の流れさえ教えていただければ多分どうにかなるんで大丈夫です」のようなことを言っていたと思います。※もう少しだけマイルドに言った気もする…

さぁふたを開けてみてびっくり。使うシステムや担当する業務の大まかな流れはわかった…でも過去の学びや数値が何も残ってない…!
衝撃を受けたのは昨年の売上や利益、期首在庫さえまともに管理されていなかったことです。

え、これでどう今まで回してたの…?
そびえるように立ち並んでいたコンテナを見て、わずかに残された担当業務の数値データを見て、それを気にもしていない別担当の顔を見て呆然としました。笑えるくらい。

夢物語は寝てみてろ


まだそんなもんじゃないです。会社における目標には、プロセスを伴ってどう至るかの戦略をもって届きそうで届かない絶妙な目標数値を追いかけ日々仕事に励むのが当たり前だと僕は社会人1~3年目で学んだと思っていました。

3年で次のステップに進むには、この数値を追いかけて、何が何でも達成して。やり方は問わないから。

道なき先に見えた山頂にいくからどうにかしてねといわれたようでした。

絵に描いた餅。取らぬ狸のなんとやら。転職したてでどうこう言える
立場じゃなかったらいいものの、そうでなくてもちょっと手が出そうになりました。なぜなら、何の根拠もなくただ必要だからと前年比300%の目標を見せられ、過去のデータも効率の良い方法を
示してくれる人もいない状態で、転職から数日の奴にいう言葉かと。

感覚論で語る人が多い

とりあえず目標についてはさておき、転職してきた僕には成果を出していくしかここで働く意味がないと思いがむしゃらに手と頭を動かすことにしました。ただ、これが実はよくなかったんです

とりあえず目標から逆算してどう月別に積み上げれば達成できるかを計算してアクションプランを立てる。ここまではどこの企業・業界でも同じでしょう。ただ、効果のあった施策が定量的な実績をもとに残っていない。行ったという事実だけがDBに転がっているだけです。僕の正面に座っていた美人で4年目の同僚(美人なのでいつか紹介しますね)
に聞いてみると、「これは結構反応あった気がする。これはTwitterでの反応がよくなかったから駄目だと思う」くらい。

上司はいましたが実は外部からの委託でまだ1年もやっておらず、効果検証してないからその美人の感に頼るしかない。

これ寄りのクールかわいいと思う自論(Adobestockより)

スポーツには夢がある。でも夢は見ているだけじゃ達成できないっすよ

今思えば先の目標も、実際達成したからといって3年後の未来に目指すゴールへ必要かと言われれば違っていたと思います。
1年弱所属して、見えてきた実際のデータと入社した当初抱いていた感覚に相当なズレがあったとわかったことも大きかったです。

夢のある世界をデータで裏付けて夢を現実に近づける方がむしろ圧倒的に効率的。

上記のような本で読んではいたけどこんなにも実感するとは。

これからnoteを使って何をしていくか

まだ、序章を書いたに過ぎないこの記事ですが、
過去を振り返るのはまたの機会にして。
この先noteでは学んできたことを教訓に、
思いついたアイデアや先人たちの事例を取り上げ、実行とその成果、果たして成功していくモデルなのかを検証しつつたくさんの事例を作っていきたいと思います。

スポーツには夢があり、それを達成するには適切な経営を行っていく必要があると感じたからこそ
少し夢の業界にしては現実的なお金やビジネスにまつわる話が多くなる気がしますが、もしよければ読んでくださいね笑

今日気に入った言葉
「夢の裏付け」


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