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四則演算が得意な人の方が有利な理由

ビジネスマンにおいて、大事な思考法はいくつかあると思っている。
その中で絶対に身につけておいて損はないと思う思考法の一つは「全て数値化して捉える」というもの。

主観的意見と客観的事実というのがあった時に、数字は嘘をつかない(ただ解釈によって偏りを発生させることはできるが)。ということを考えた時に正しい判断をするのに当たって数字というものをベースに考えることができる力は非常に便利である。

そして、その数字をベースに考える力というのは数字に対して苦手意識や計算の速さでだいぶ変わってくると思っている。

シミュレーションを暗算でできるか??

というのも四則演算の暗算が得意になると、わざわざ電卓でカタカタ打たなくて済むようになるので、数字で考えることが癖になりやすい。

例えば先日、バーミヤンに行った時に注文方法がタブレットに変わっていた。その時にどれくらいのコスト削減に繋がるか?ということを勝手にシミュレーションした。

(例えば席数100人くらいで、テーブルが20くらいあるので、20台とすると大体50万円くらいの投資がかかっているな。その結果、ホールの人数を5人→3人に減らすことができれば、2人×15時間×1,000円=30,000円/日ということは90万円/月=年間で1店舗あたり1080万円の人件費が削減できる)

という具合に計算した。その時のシミュレーションが合っているかどうかは関係ない。様々な事象をみた時に自分が数字でどれくらいのインパクトがあるか?ということを考える癖をつけることが大事ということだ。

そして、その思考法の前提に立つのが数字に対しての意識である。

もし計算が苦手だったらわざわざ電卓を取り出して計算するということをする必要がある。そうなると面倒なのでやらないし、そうなるとますます計算しなくなる。

ちなみに僕の場合は上記のシミュレーションは電卓は一切使わないし、そもそも計算なんて10秒くらいでできる。それはそういう計算を暗算でするトレーニングをずっとしていきたからだ。

語学や電卓などはテクノロージーが発展すれど身につけておいて損はない

それなので、よく巷に語学や計算などはテクノロジーに頼ればいいので、そんな能力は必要ないという人がいるけど、それは間違っている。知識についても調べればいいので重要でないという人がいるけど、それは間違っている。

なぜなら自分自身の中に武装していたらいつでもその刀を抜くことができるから、使う頻度も増えるし、むしろ使いたい!って思うのだ。

これは考え方的にはレンタカー借りればいいから車いらなくない?っていうのと同じ。実際に家の目の前に自家用車が置いてあったら、たくさん乗り回したい!って思うはず。レンタカーわざわざ借りるの面倒だなって思うはず。

とはいえその習得には時間がかかるので、そのかかる時間のコストと得られる価値を天秤に計って身に付けるかどうかを決めることが大事だと思うけど、少なくとも計算については絶対に身につけておいて損することはないな!って結構確信をもって言い切れるのだお!





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