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30歳になったので、自分の人生を振り返ってみました②(大学1年生〜就活)

大学1年生の夏休みにアメリカに短期留学に行き、学んだことで一番大きかったのは自分の世界観の狭さだった。

もちろん語学に対する課題もあったけど、いかに自分が視野の狭い世界で生きてきたか?ということを感じた。そこで帰国後はもっと勉強して世界中の大学生と競う覚悟で頑張ろう、と思うと同時に長期休みには絶対に海外に行こうということを決めた。

それから毎日、CNNのニュースを1時間シャドーイングし、本は月に10冊以上のペースで読んだ。

ちなみに、大学1年生の時はすでに「ザ・ゴール」や「金持ち父さん貧乏父さん」、「7つの習慣」など社会人になってから読むような本を読破していた。

その中で一番印象に残っていた本が大前研一さんが書いた「新資本論」という本だった。この本はインターネットがまだ出てきて間もない2002年くらいに書かれた本だった。

インターンのきっかけになった本

この本の英題はInbvisible Contitnentということでサイバー空間を見えない大陸とたとえて、それを支配したプラットフォームが総取りする世界になる、というGAFAを予見するような内容が書かれていた。

その本を読んで僕は、こんな天才が世の中にいるのか!とびっくりすると同時に、この人みたいになれば自分は一生安定だっていうことを感じた。

大学当時から、「自分の意見を持って発信することができるようになりたい!」と思っており、その究極が大前研一さんだということを思ったのだった。そこで僕は彼の本を見つけたら全部購入して、彼の頭脳を全てインストールしようと考えた。

そしたら、ある時に本の巻末に彼が経営していたBBT(ビジネス・ブレーク・スルー)の紹介があり、その会社のHPを見たらインターン生募集!というバナーがあった。

これは自分にとって最高のオポチュニティだと感じ、すぐに応募した。後々分かったのだが、HP経由でインターンに応募した人は僕が初めてだったらしい笑(そもそも大前研一さんを知っている学生は少なかったのだ)

そして大学3年生から1年半、BBTの一部門であるアタッカーズビジネススクールというところでインターンシップとしてビジネススクールの講座運営と合わせて勉強をする機会をいただくことができたのだった。

自分には起業はできないと思った

そのインターンシップでは6回の講座で数十万円するような内容を運営している間に聞くことができたので、ビジネスの勉強になったしめちゃくちゃいい経験をすることができた。

しかし、そのときに自分はどう思ったかというと、起業ってめっちゃ大変だし、自分にはできないということだった。

一番は自分の人生を捧げるくらいまでのやりたいことがなかったことだった。

だから僕はインターンとして勉強になる環境にいながら、普通の大学生と同じように大手企業に就職をして結果としてオリックスという金融機関と商社を掛け合わせたような会社に就職した。

ちなみになぜオリックスに就職したかというと、当時、興味ある分野がM&Aと営業で、その2つの職種に絞って就職活動をしていた時に出会ったからだ。

他には投資銀行や総合商社とかも受けて、海外までOB訪問に行ったり頑張ったけど、全部落ち、唯一内定をもらったのがオリックスだったのだ。

オリックスは意外と知られていないけど、M&Aを活発にやりながら多角的にサービスを展開しているユニークな会社で営業力も定評があった(らしい)。

結果としてオリックスに入社して良かったと思うし、そのおかげで独立を目指すようになったので、感謝しかない。

ちなみに起業は無理!と思っていたのになぜ独立を目指すようになったのか?そもそもなんでできたのか?

続く




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