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日々の雑感 day51【旅立ちは桜の時】

長野県でも南半分は、桜の時機が終了。あるいは終わりつつあります。
今日の春の雨は、確実に季節をもう一段階、進めていきそうですね。

バスフィッシングをガチでやっていた頃は、この雨が来ると嬉々としていた自分だったのを思い出します(おっきいのが釣れるんです)。

☆年度末(3月)も一段落

で、年度末の残りかすのような作業もあり、ちょっと先週は note をお休みしました。

習慣化とかで「意地で!」「失敗は罪!」みたいな考え方をしている人がいますが、そういうには逆に中長期で大きな損失になりやすいです。

心身の体調や状況もある。思い通り、予定通りにいかない「間」を入れ込んでおく習慣化を個人的にはおススメしています。はい。

さて、その残渣の作業において、前年度で一番萎えたのがとある行政書式なんですけど、備品の「ペーパータオル」を「トイレ後に使用するペーパータオル」と直すように・・って指示が来たやつですね。

ほんと「こいつらどんだけ暇なんだよ!」と思っちゃいますが、ここは耐えてパチパチと直すのみ。

こうした重箱の隅をつつくようなことを「仕事」だと言わせてさせちゃうから、この国の「生産性」は下がる一方なんだと思います。はい。

☆新たなスタートとしてのこの時期

僕は個人的な「旅」で出会った来たご神木のような桜の数々は別として、思い出にリンクしているような桜の姿って思い当たらないんですよね。

大学に行けなかったこともあるのかもしれませんが「桜」だからと紐づいている感じの記憶も薄いんです。

むしろ最近は、こうしたコーチングを通じてこの時期の変化を迎えた人々の表情を思い起こすことが多くなりました。

そして、我が社の地域おこし協力隊の支援事業では、今年も無事に定住GOALを迎えた形となっています。おかげさまで3期を通じて全員(任期途中でプロ農家に転じた1名を除き)が地域との関係性を育み定住し、新たなスタートを迎えたり、その日々を過ごしたりしています。

うちの伊那市でも地域おこし協力隊は引き続き定住100%の継続という結果になったようですし、いい地域だなぁと思うと同時に、他地域でも自ら証明しつつある「心理的安全性」や「 GRIT 」といった環境をつくっていくガイドの重要さを本当に感じるばかりです。

☆変化とこれからと

さて、今年の桜の時期は、移住や新たなキャリアを求める人々からの案件が例年になく多かったことは印象に残りました。

そして、今年は「逃避、回避」ではなく自分の中の何かを見つけ、何かを得ようとしている人がほとんどだったことも印象深い傾向でした。

僕自身はワーケーションだから、国の政策だからと日本中に首都圏の人口が還流するような話や考え方には否定的です。だって、上意下達でそんなんやったら何でもうまくいくなら、これまでの政策はもっと効果をあげていた筈です。

これまでも効果らしい効果が出ていないように、今回だけ特別に何かが起こるという事はないでしょう。

何よりも、各地方自治体は顧客との関係性も何もなく、相変わらず自分勝手で早とちりなハコモノ事業を始めようとしている所ばかりです。

当然、過去の失敗を繰り返す可能性が大本命という事になります。

この点で、他に先駆けて ADDress さんとご一緒にやれていることは強みだと思いますし、その会員さん達の背景やニーズに触れてきたことは財産です。

そんなことを考えると、この地域ではこういうことが面白そう、あの地域は意外とああいうことがいけそうとか仮説をたてていく楽しみが生まれます。

Google のラリー・ペイジとまではいいませんが、こうした考える価値を理解し、その時間を与えてくれるクライアントやパートナー企業、自治体さんは随時、募集中です(笑)

きっと、相応の結果は出すと思いますので。

おちのない雑感でしたが、春の雨の日にここまでおつきあい頂き、ありがとうございました。

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