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日々の雑感 day31【 Local×Local を関係性視点で考える】

今日は地元の長野から岡山県西粟倉村にやってきてパチパチと。
このあとは、鳥取県へと向かいます。というわけで、今週は火、木、土の更新になりそうです。

☆人に会うって?

さて、私達が人に会うという事は、そもそもどういうことでしょうか?
例えばですが、あなたの大切な親友を一人思い出してみて下さい。

10歳で出会った時、

20歳で出会った時、

30歳で出会った時。

その親友は、いくつになっても同じ人と言えるでしょうか?

いつも同じ対話をし、いつも同じ時間を使い、いつも同じ感覚が常に同じように流れているでしょうか?

☆士別三日、即更刮目相待(男は3日もあれば激変しますので、そこ見といて下さい。どや!・呂蒙/三国志演義)

私達コーチは、それなりの割合(おそらく)で相手の変化を感じ取っていきます。そして大体、2カ月くらいで少なからぬ変化がクライアントに現れていることを見つけるでしょう。

そしてついには、2年もたつと全く変化したクライアントがそこに存在しているわけです。

人は影響を受けている限り変化しますので、よりよい影響を受けて、自己の成長を加速させていくと加速度的に成長します。これは前回の学習機敏性(ラーニングアジリティ)にも通じます。

☆同じ人はいない

ですので、常に同じ人はいません。
変化や成長の大小はあれど、死なない限り人は影響を受け、なんらかの変化を起こします。

まさに一期一会の言葉通り、その時に出会える人は、その瞬間にしか存在していません。

そういう意味でも、今年は人のつながりを深く考えざるえなくなった年のようにも思います。
今日、明日は数年ぶりに会える友人、オフラインでは初めましての方々とセーフティーな対話を重ねていけるのが楽しみな時間になってます。

こうしてフレルさんでコーヒー飲みながら作業をしつつ思う事は、まだ一人も出ていない地域(Local)やそれに近いエリア同士での関わり方。
オフラインのセーフティーネットが出来るように、来年はもう少し配慮のある政策を望みたいなと思うわけです。

全国一律とか県境で決めるとかではなく、市町村単位でのエリアゾーンニングのようなやり方は、デジタルの今の時代なら決して難しくはないと考えるのです。

☆シンプルな方法

こうした関係性を心理学で考えるなら、例えばこの年末年始。
移動が制限されている中に在って、

「久々!!」

という人にコンタクトをとってみてはいかがでしょうか?

成長した自分と成長した友人。それぞれがお互いの変化や近況を受け渡しあうことで、お互いの見て、経験してきた世界がシェアされ、その影響が自分にとってなんらかの前向きな体験となる可能性は高いでしょう。

寝正月でAボタンを押すだけで進むようなゲームに浸かるよりは、だいぶいい時間が過ごせるように思います。

年賀状も本来はそういう目的があった筈なのですが、いつしか郵便という事業を支える為の国民の義務になり、ネットの時代においてはつながる人、情報も増大する中でメリットのない手間(時間の浪費)となり。

その心理的拒絶が、年賀状という郵便習慣そのものの消滅危機を産んでいるようにも見えます。この点で経営者がいち早く年賀の目的を見つめなおし、その在り方を再定義していれば、また違った展開もあったのではないだろうか・・ということです。

既得権の多くがそうですが、要は経営者の怠慢とそれを許してしまう行政構造の癒着の繰り返しが国の変化を妨げ、国の成長を阻害し、国民を疲弊させてしまうということですね。

そんなわけで、変わったなぁ!という経験がお互いの成長を支援する。

そんな時間を提案してみた・という雑感でした。

*参考






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