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【エリックゼミ赤澤峻の就活体験記】

あいさつ

みなさんこんにちは。青学エリックゼミ2期の赤澤です。
はじめに、このnoteはエリックゼミの後輩に向けたもので、少しでもみなさんの就職活動に尽力ができればと思っています。少しでも今後のエリックゼミの糧になることを祈っています。
そしてエリックさん、ともみさん。
本当に心から感謝をしています。いい時も悪い時も寄り添ってくださり本当に心強かったです。最後の最後でやっと、良い報告ができて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

結果

簡単に結果の方を先にお伝えをすると、第一志望であるデロイトトーマツコンサルティング(DTC)からオファーをいただき、2024年の4月からはDTCで新たなスタートを切る決断をしました。他の主な内定先はGAFA、大手外資系広告、日系広告でした。

時系列での振り返り

では次にその結果に至るまでの話を時系列に沿ってお伝えしたいと思います。またそれに付随してそれぞれ個人的な思いを綴っていきます。

ー2021年5月 当時大学3年生 休学決意

僕は一度就活をスタートしました。しかし学生時代に思い残したことが心にあり、1年間の休学を決意しました。当時考えていたことは、働くことについて心から向き合いたかったからです。自分がどの領域で社会人を迎えたいか。ポジティブな気持ちで就職活動をするために、この休学は、必要な時間でした。なのでみなさんも、自分のペースでいいと思います。世界を旅して思いましたが、彼らは面白いです。このタイミングで世界中の友達と語り合い、新たな価値観を吸収し、自分のものさしを広げた経験が後々活きました。
そして僕は、「絶対に日本で働きたい」そう強く感じ’22年の晩夏、就活を決心しました。

ー2022年10月 いわゆる就活鬱 空白の1ヶ月を過ごしました。

ひたすらにもがき苦しんだ時期です。言い表せない不安に襲われ、ベットから出れないことが増えていき、考え方もネガティブになりました。もし内定が出なかったらどうしよう、本気で怖く怖気付いてしまいました。というのも、大学三年間積み上げてきたものにそれなりに誇りを持っていました。だからこそその積み上げてきたものを崩したくない。そんな不安に駆られてたのです。ここでのポイントは、もがき苦しむ時間は就活においてとても大切な瞬間です。どんな就活生も誰しもが悩むのが就活。だからこそこの悩む時期が早ければ早いほど有利だと思います。なぜならそこを乗り越えた人は強いから。なので就活は早く始めて、時間のあるタイミングで挫折を味わえるといいかもしれません。

ー2022年の11月に本格的に就活をスタートしました。

複数Daysや1Dayインターンなどにも数社参加し、ESや面接においては11月のスタートの段階で一度戦えるレベルまで仕上げました。戦えるレベルというのは、主に「ガクチカ」と「志望業界の理由」この二つを論理的に、わかりやすく、正しい文章で仕上げる。そういったレベルです。とても簡単なことを言っていますが、サイバーエージェントでの長期インターン時代、原田さんと松野さんから徹底的に叩き込まれたことです。私がインターン時代に学んだことはたくさんありますが、中でも印象的なものがあります。それは、学生が作る文章はとてつもなくわかりにくいということです。曖昧な表現が多く、初見の人が読んでも理解できる内容で書けていないことが多いのです。僕もいまだにそこの課題はありますが、その点を意識していました。ESを読んでくださる社会人の方に、できる限り違和感を与えないレベルに引き上げることが個人的にはとても大切だと思います。

ー2022年12月

休息。説明会やいくつかの面接をオンラインで行いながら、しっかりと休息、そしてリフレッシュを心がけました。ちなみに僕はこの時、パリとロンドンに旅行に行きました。楽しかったです。ここでのポイントは強いていうなら、メリハリを持つこと。僕は海外から面接を4回受けました。しっかりと遊ぶ中でも集中する時はすること。

ー2023年1月〜2月 本選考の本格化。早いところは本選考がスタートする時期です。

早期選考があり、まずはそれに向けて注力をすることが大切です。3月以降の解禁後に余裕を持てるかどうかが、この時期に本気で取り組む意味だと思います。僕はこの時、マラソンでいうランナーズハイ、いわゆるゾーンに入れていたと思います。これも早くに挫折したお陰です。

ー2023年3月 心をへし折られる2度の落選。

アクセンチュアと電通デジタルの落選がありました。この2つは僕にとって最も納得内定が近く、早期選考優遇ルートに乗れていましたが、最終面接でまさかの落選をしました。

「結論、良かったと思います。」このことは、どちらも落選した数時間後には当時もそう思えていたことです。正直このタイミングまでほぼ負けなしでした。とても油断をしていて胡座をかいていたため、お灸を据えられたことで目が覚めました。数時間後に切り替えができていますが、メンタルは相当喰らいました。しかし物事には起承転結があります。自分の就活における、「転」がこのタイミングで来たと思いなんとか踏ん張りました。
そしてこの時恩師エリックから言われた言葉は、「やり切ることが大事。最後まで走り抜け」という言葉でした。就活をスタートした11月もエリックさんに背中を押してもらい、「チャレンジしなきゃ始まらないから。やるだけやってみ」その言葉がふと思い浮かんできました。エリックの笑顔と言葉を思い出すと、なぜか不安が消え、ポジティブな気持ちになっていました。

ー2023年 3月末〜4月初旬 最後に大本命DTCに向けて、今までにないくらいの熱量で再び走り出しました。

DTCの最終を前に、オプトや他の企業の最終面接を受け、試合感を忘れないよう、コンディションを整えていきました。そして何より、同じ学部の後輩でもあり、誰よりも尊敬している、おみ君の協力のもと、最終に向けて抜かりなく対策を行いました。そしてここでのポイントは、信頼できかつ尊敬できる友達の大切さです。今まで触れてきませんでしたが、この半年間、落ち込んだことは幾度とあります。その時支えてくれたり切磋琢磨できたり、そんな友達が一人や二人いると心強いと思います。

この場をお借りして、おみ、かいと、だいご、かすが。僕を支えてくれて本当にありがとうございました。

2023年4月6日 DTCの内定とオファー連絡

フラグ回収成功です。結果を見るときは手が震えてました。母親と一緒に大学受験のように一緒に結果を見て、一緒に喜びました。そしてすぐにエリックさんに連絡をしました。
当初はどうなることかと思いましたが、アクセンチュア、電通デジタルの苦い敗戦を大勝利に繋げることができました。ここで僕がお伝えしたいことは、やはり最後まで走り抜く大切さです。どんなに嫌な面接官がきても絶対に受かる自信が持てるまで、おみと一緒に対策をし全身全霊で最後走り抜けました。それが勝因だと思っています。

後輩に向けて最後のメッセージ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
エリックゼミのみなさんは、本当にみなさん優秀です。僕は本当にみなさんをリスペクトしています。だから自信を持ってください。然る可きことを行い、全力を尽くせば自ずと自分が輝ける場所に導かれると思います。しかし、受験以上に就活はとても残酷なものです。

DTC内定翌日、エリックさんのVoicyで僕のことを話してくれました。
その内容は、僕がDTCに落選したら…どんな言葉をかけるか。働くとはなんなのか。そういったものでした。エリックさんは僕の内定連絡の時にふとそんなことを感じたそうです。

でもそこでエリックさんがかけてくれた言葉は、「会社にかっこいいも悪いもない。仮に落ちていても、どこに行ってもしゅんちゃんは大丈夫」そんな言葉でした。僕はこれを聞いた時に涙が止まりませんでした。大いに落選の可能性もあった中で、もし仮に落ちていてもポジティブに就職活動を終えられたのかなと思いました。

就職活動における地獄と天国を味わったからこそ、就活に勝ち負けなど一切ないということを身をもって感じました。堂々とありのままの自分で勝負してみてください。


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