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人生は奇跡の連続で成り立っているんだよ。

昨日は、俗に「3.11」とか「311」とか云われる日でした。

今から遡ること、8年前の2011年3月11日14時46分に、とてつもなく大きな地震と大きな津波が発生した日。
僕は、気仙沼市の魚市場近くにある職場で被災し、そのまま孤立してしまいました。
津波の後に、石油コンビナートや船などから流失した重油が海になだれこみ、何かによって引火し、文字通り火の海に包まれました。


「死」というものが頭を過り、生まれ育った故郷が火の海に沈む地獄絵図が、眼下に広がっていました。

死と隣り合わせの状況で、ふと空を見上げたとき。
残酷なまでに、広大で真っ暗な夜空に、溢れんばかりの数え切れない星がとても奇麗に輝いていました。

「世界は美しい。悲しみと涙に満ちてさえ。
瞳を開きなさい。やりたいことをしなさい。なりたいものになりなさい。友達を見つけなさい。焦らずに、ゆっくりと大人になりなさい。」
(一ノ瀬鴻太郎/CLANNAD)

『CLANNAD』という美少女ゲームからの引用で、興ざめする人も居るかもしれません。
でも僕は、この残酷で美しい満天の星を観て、ずっとこの言葉を胸に一夜を過ごしました。

この記事を書くにあたり、改めて、この言葉を読み返してみました。本当に素晴らしい言葉です。
この8年間、時には挫折も味わい、落ち込むこともありましたが、自分を信じて行動し、ここでは書き切れないほどの本当に多くの経験をすることができ、素晴らしき出会いがありました。
そして最近になって、それらの事象は全て繋がっていて、人生に無駄な事はないことに気づきました。

「生きる」とは、奇跡の連続で成り立っています。
どんなに辛く悲しくても、目を背けずに、自分を信じて、目を見開き、やりたいこと・なりたいものに向かって一歩を踏み出すと、自ずと結果に繋がります。
どうか、皆さんにも、この素晴らしき奇跡の星で、周りに流されずに自分を信じて、精一杯にしっかりと楽しく生きて欲しいと心から願うものです。

結果のために行動するわけじゃあるまい?
行動するから結果がついてくる……。
そのはずじゃ。
そいつを忘れん事じゃな。
(ハッシュ/クロノ・トリガー)

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