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脳卒中

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#体幹

広背筋のストレッチ

広背筋のストレッチ

座位で目の前に高さの高いテーブルを置き、頬杖をつくようにして座る。

骨盤の前後傾、肩甲骨の内外転、肩の内外旋を分節的に行っていく。

広背筋が伸長されることで上衣更衣が楽になったり、歩行時の腕の振りがしやすくなる。

腹斜筋強化の運動

腹斜筋強化の運動

脳卒中患者は腹斜筋の活動が落ちやすい

腹斜筋の活動があれば骨盤が正しい位置にセットされ、歩行しやすくなる。

骨盤、体幹を正中位に保ち、脚を組んで体重移動をしていく。

移動側の腹斜筋遠心性収縮、組んだ側の求心性収縮が得られる。

片麻痺と体幹筋の関係

片麻痺と体幹筋の関係

立脚中期では腹斜筋群の筋活動が必要。

一側下肢への体重移動で、体重移動側における外腹斜筋、内腹斜筋のはたらきは骨盤の前後方向の安定性に関与し、体幹を垂直位に保持する作用がある。

荷重に伴う内腹斜筋、大殿筋、股関節外旋筋の活動は骨盤安定化に作用する。

つまり、歩行や姿勢保持に体幹筋は重要であり、腹筋群や殿筋群の活動が低下すると麻痺側腰背筋の筋緊張が亢進してしまうことがある。

そのようなケース

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