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日本のキャッシュレス化が遅れている理由とこれから

こんにちは。
ふと、単純に気になったので調べたことを書いてみました

世界のキャッシュレス比率

韓国:96.4%
中国:60.0%
シンガポール:58.8%
アメリカ:46.0%
日本:19.8%

※日本は2040年までに40%を目指しています

日本が遅れている理由

<ユーザー目線>
・治安がいい(偽札が無い、銀行強盗が無いetc)
・ATMの利便性と手数料無料
・高齢者社会で導入プロセスが複雑なモバイル決済を使いこなせない
・災害時はキャッシュレスが機能しない
キャッシュレス規格やサービスの乱立
<導入企業目線>
・端末の設置コスト
キャッシュレス規格やサービスの乱立
・利益としての入金の即時性が無い

現在日本が取り組んでいくこと

・インバウンド政策(オリンピック・万博)
・端末設置費の支援
・電子政府(公共手続きの電子化)
**・消費者還元事業 **etc

9年前の中国と現在の日本

日本のキャッシュレスが遅れている理由にも書きましたが、現在の日本は「メルペイ」「origami」「paypay」「LINE pay」「楽天pay」「D払い」「auPAY」などなど多くの企業がモバイル決済サービスを展開しています。

お店によって使う決済サービスが違う、企業もどのモバイル決済端末を取り入れればわからない。となかなかキャッシュレスが進まない現状にあります。

しかし、9年前の中国もまさにこの状態でした。現在は「Alipay」と「WeChat Pay」の二極化となり、キャッシュレスのその先の顔認証決済などが徐々に進んでいます。

最近の日本は「paypay」と「LINE pay」の統合や「メルペイ」の「origami」買収などありましたが、今後は前者の統合によって二極化しそうです。利用者の多い「paypay」と「LINE pay」が統合したことにより、ユーザーと企業がどのアプリ、端末を取り入れるべきなのか徐々に明確になってきています。

そこに銀行や政府のサポートが入り、生活レベルでキャッシュレス比率が高まるのではないかと思います。

思ったこと

モバイル決済は設定は複雑だが、一度設定完了すると簡単に決済ができます。日本は高齢化社会なので、とにかく簡単で単純な設定環境が求められるのではと思います。

高齢者がモバイル決済を駆使している状態になると、高齢者もECをより使いやすい環境が整いEC業界の発展にも繋がるのではないかなと思いました!

お年玉がpaypayで届けられる未来もなんか悲しいけどな~

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