【ドラッガー】 顧客のターゲット
自分が主に聴いている【Voicy】は2人。
西野亮廣
MB
だ。
以前はイケハヤさんのも聴いていたが、だいぶ自分の”興味”とは離れたところにいっちゃっているので最近はスルーしている。
今日は(いつもの)西野先生ではなくMBさんからの学び。
リスナーからの悩み相談で。
誰にターゲットを絞ればモノが売れるか?
というようなことで…。
MBさんはこの相談に対し「顧客との主従関係が逆になっている」という言い方をしていた。
<リスナー>
・子供、母親、祖父母…どのターゲットの興味を惹けば売れるか?
<MB>
・「自分」が無い
・売りたいターゲットを決めて、強烈なメッセージを込めた商品を作ればいい!
そんなような内容。
つまりは、相手の顔色を伺いすぎて、結局どのターゲットにも中途半端にしか刺さらない商品になるなら「これが私達の商品です!」というモノを自信を持って送り出せばいい…と。
なるほどね〜。
これってわりとテレビ場組作りも似たようなことが起きていて。
ここで書いたけど、企画(やコーナー)を考える時って「誰にこの番組を見せたいか?」というターゲットを想定する。
最近のメインとなっているのは2つ。
「ファミリー層」
「若者世代」
ほぼ、このどちらか。
旅とか情報系・クイズなどはファミリー向けだし、お笑い系は若者向け。
まぁ、極端に視聴者を意識しすぎるということはないが、MBさんの理論を当てはめてみると
「ターゲットどうのこうのより、自分たちが面白いと思う番組を作ればいいんじゃないの?」
という結論になるわけか。
まぁねぇ。。
「理想」はそうなんだけど、現実はなかなか上手くいかないよね。
「いろんなところ」との兼ね合いもあるし、世帯の視聴率も一応欲しかったりするので高齢者が好む「情報」という保険をかけておきたくなる。
究極言うと、放送作家はみんな『水曜日のダウンタウン』を作りたいわけだ。
BPOとかに怒られようが「自分たちが面白いと思ったもの」をひたすら追求するっていう(苦笑)。
『イッてQ』も笑いっちゃー笑いだが、わりとあちらには「情報の保険」がかかっているもんな〜。
なので、「自分のやりたいことをやる!」ってなかなか難しいよね。
あと、この構図って「いろんな業界」でも起きている気がした。
「SNSで上手く発信すれば自分も売れると思っているアマチュアイラストレーター」
「お客の確保をネットの発信でなんとかしようとしている飲食店」
みたいな。
一言で言えば「やることが間違った方向に行っている」ってことか?
それよりまずは、自分の【IP】のクオリティや、顧客ターゲットの設定をなんとかしろっていう。
もちろん「ペルソナ」の設定は大切ではあるが、ペルソナに寄り添いすぎるのはどうか…そんなことを意識しつつ、今日も仕事をしようかね。
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