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【海外で日本人が活躍するために必要なこと】異文化を受け入れる7つのプロセスを知る🙄

 外国人と仕事をしてるけど、難しい、と悩んでおられるあなたに、、

 私、1991年から2年間、アメリカのテキサス州(Texas)、ヒューストン( Houston)に家族で赴任し「日系企業担当マネージャー」を経験しました。

 私の役割は、「テキサス州を中心にした9の州に進出している、日系企業約100社にIBMのコンピュータを売る手伝い」でした。
 つまり、こんなことをやっていました。

  1.  IBMの各地の営業さんに、私の存在を知ってもらう

  2.  セミナーなどのイベントを行い、日系企業の日本人経営者トップに、私の存在を知ってもらい

  3.  日系企業のトップ(日本人)から、お困りごとなどに私が対応して、IBMのアメリカ人営業につなぐ

  4.  結果(うまくいけば)IBMのコンピュータが売れる

 そして、結果は!?

  •  最初の1年は、鳴かず飛ばず、、、で私の存在を、日系企業トップと、アメリカ人のIBM営業に、知ってもらうだけ

  •  しかし、2年目は10戦10勝で、どんどん売上が増えました

 そこで、出来たことを振り返ると、7つのステップがあったのです。


異文化を受け入れる7つのプロセスを知る

 2年余の米国でのビジネス経験で、経験したことは、こんな体験でした。

✅ 外国人に「やれ!」と命令しても現場は動かない

 例えば、IBM テキサス州ダラスの中小企業担当営業所に、約10数名の営業さんがいます。 営業所長にもちゃんとお願いし、彼らに「一緒に日系企業に訪問しよう」と言っても、返事すら返ってきません。

✅ 自分(日本)では当たり前のことは、外国人には当たり前でない

 現地の日系企業は、日本では大きな会社ですが、アメリカ現地では、1支店または、1工場でしかないので、IBMの営業は中小企業として、手厚い対応はしてくれません。

 三菱重工のフォークリフト工場がヒューストンにあったのですが「ミツビシ」と言っても通じないのです。 トーシバ (東芝)も、知っているアメリカ人はほとんどいませんでした。

✅ 育ちの異なる人と、一緒に仕事ができるためには、文化の違いの背景を理解して、接することから始めないと、、、

 そこで、行き当たったのは、この7つのプロセスでした。

 私が、外国など文化の異なる社会で、受け入れられるためには、この7つのステップの、最低でも5(受容)までは努力すること、が必要だ、と言うことが分かったんです。

 大変時間と労力がかかりますが、一旦受容されると、面白いように、すいすい行くのが実感できるのです。

 例えば、昔は電話の返信もしてくれなかったIBM営業さんが、1年後は、いつでも一緒に日系企業訪問について行ってくれるようになりました。

 発見は、「王道はない。文化が異なる人を動かすのは、阿吽(あうん)の呼吸で動く日本人よりはるかに大変、しかし得るものも多くある」ということでした。

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