【ふせん会議術2】今時手書きのふせん?実は3つのメリットがあるのです!
IBMで学んだ、プロジェクトが進む・はかどる・決まる!
【ふせん】を使う最大の価値は?
「ふせん会議術」では、「セッション・リーダー」という役割をたて、議論の交通整理と、記録をします。
セッション・リーダーの価値は3つあります。
全員の前で議事録を、付箋に書いて貼るので、参加者が見て・確認できる
全員が見て確認するので、後でくつがえされることがないため、プロジェクトが進む
会議が終わったら、全員合意の議事録ができているので、生産性が高い
いまどき、手書き? ふせん?
「ふせん会議」を実施したお客様からは、「いまどきふせん?と思ったが、意外と便利だな」と評価をいただいています。
白板や模造紙にマジックなどで書いていくのに比べ、ふせんははがして、張り直して、移動ができる
誰かがパソコンで発言内容をタイプして、スクリーンで全員で確認する方法は、データが残り便利だが、長時間は目が疲れる。
パソコン方式は、例えば「1時間前の議論を確認したい」ときは、画面をスクロールするなど、全体像を見る方法がない。 縮小したら文字が読めない
全員が討議したことが、壁いっぱいに貼ることで、一覧性があり、問題や解決策など全体像がみえる
その効果をご覧ください
下の写真は、12名の参加者を前に、私がセッションリーダーしている事例です。
7-8枚の模造紙のふせんは、参加者の発言結果が「問題」「原因」毎に記録され、一覧性があります。
「この問題、先ほど似たような議論をしましたよね?」と、私が別の模造紙の所に移動して、確認することが可能です。 (パソコンとスクリーンでは、ちょっと苦しい)
議論が進むと、あちこちの壁に議論結果があるので、例えば、全員で解決策を考える時は、このように参加者が立って、ふせんの前で議論した内容を確認することが可能です。
手書きのふせんは、会議が終わったらどうするの?
手書きふせんを使って会議は生産性が高くても、成果物は模造紙の写真しかなく、後続の活動にはデータ化が必要です。
そこで2015年に、A社で行った「ふせん会議」では、ふせんをexcelに入力し、プロジェクト計画の予実管理に使えるように改善しました。
今で言うDX化です (笑)
デジタル化すると、プロジェクト管理がとても楽にできるようになりました
(1) 入力: 会議の議論整理役であるセッションリーダーが、みんなの前で発言内容を、どんどんポストイットに書いて貼ったもの
(2) excelに入力: 模造紙に書かれた議事録を、一行ごとexcelに入力します
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