しゅねい

くるりとキャンプとサウナとサッカー(川崎フロンターレ・ツエーゲン金沢)がすきです。 …

しゅねい

くるりとキャンプとサウナとサッカー(川崎フロンターレ・ツエーゲン金沢)がすきです。 2020年7月、10年ぶりに故郷石川県へUターン。これまでの居住は京都(4年)→埼玉(3年)→東京(3年)。

最近の記事

夜風で味わった遠い旅の日。

夏の寝間着として、旅館に置いてあるようなペラペラの浴衣を買った。寝る時に足の締め付け感が気にならないし、涼しいし、それに何より家にいながら旅情を感じられるということで、最近お気に入りだ。 夜も深いので、ちょっとつっかけで外に出てみる。今夜はすっかり心地よい風が吹いている。ちょっと前まで夜の空気はまだまだ冷たかったのに。 明日の天気が悪いからか、少し強い風だ。フェリーの後部甲板で感じた風を思い出した。 学生時代、一人旅で乗るフェリーは格別だった。自分の知らない街へ向かう感

    • 宝達山〜辛そうで辛くない、でも少し辛い登山道〜

      みなさんはトレイルランニングという山道を走る競技を知っていますか?少し前は知る人ぞ知るスポーツという感じがしたけど、今は認知度もだいぶ高くなってきた気がする。 東京に住んでいた時、地元へUターンをしたら始めてみたいな〜と朧げに思っていたんですが、転職先の上司が競技をしている(しかもその道ではかなり有名な方)という縁もあり、あれよあれよと道具を揃えて、デビューすることに。 タイムも出ないし、走るフォームも合っているかわかっていない初心者ながら、山道を走るという非日常感に魅了

      • 金沢の国立工芸館に行った。(ことを忘れてた話)

        昨年、東京国立近代美術館工芸館が国立工芸館として金沢に移転した。 同じ年に自分たち夫婦も、東京から故郷である石川県にUターンをしたので、勝手ながら思い入れのある場所だ。 今回のお目当ての展示は「うちにこんなのあったら展」。さまざまな年代・場所でデザインされた、コーヒーカップや喫煙具、食器、醤油さしといった日用品が展示されている。 私は特に美術的なセンスもなければ、作品について語れるような教養もない。だから、「色がかわいいなあ」とか、「このお皿にはカルパッチョを盛りたいな

        • 家族の風景

          妻の実家は今住んでいる街から車で30分程度。兼業農家で、今でもお義父さんは田んぼでお米を作っている。 「精米しすぎたからお米とりにおいで」 1週間前にもお米をいただいたのにも関わらず、またお裾分けをもらうことになり、お家へお邪魔させていただいた。 どちらかと言うと昔ながらの田舎の住宅で、居間と仏間が畳で繋がっている造りだ。妻は3姉弟の末っ子。昔は賑やかな声がこの広い空間に響いていたんだろうな。 土曜のお昼だったが、お義父さんは日本酒を持ってきて、「ちょっと飲んでくか?

        夜風で味わった遠い旅の日。

          ほんの僅かな時間

          この高さから完全に陽が落ちるまでの時間。 およそ4分。(完全な肌感です) 最後の一瞬まで、夕陽は大きくなり続け、すっと海に落ちていきます。 この僅かな数分の光景が本当に格別なんですよ。また一つ好きな時間が増えました。

          ほんの僅かな時間

          遠く彼方へ鳴らしてみたい

          政令指定都市でもない地方に住む者としては珍しく、通勤は電車を使っている。 車は週末に妻の軽を運転するくらいだが、この季節は少し窓を開けて、風の匂いを感じながら少し遠出してみるのが楽しい。 カーラジオから聴き覚えのあるイントロが聞こえてきた。その軽快なキーボード、ギターの音を聴いた途端、この曲を1番よく聴いていた11年前、大学1年生の頃を思い出した。 その曲は「虹/フジファブリック」 当時、生まれ故郷出て京都に進学したばかり。漠然と自転車で日本中を旅したいと思っていた。

          遠く彼方へ鳴らしてみたい

          こんなまいにち

          移住について書くぞ!と息巻いた前回の記事から、三日坊主ならぬ一日坊主でした。やっぱり何か力んでやることって結局続かないんだなあと、痛感しました。30年近く生きてて何回同じこと繰り返すんだろうか。笑  久しぶりに現実と向き合うかってログインしたわけですが、移住についての続きはまた今度です。力まず、書きたいことがもっと整理できたら書いてみたいと思います。こんな具合でもいいよね。 2020年7月に移住してから早くもまるっと9ヶ月。(はやい!) 新しい仕事をはじめたり、一軒家を

          こんなまいにち

          【Index】地方移住の記録

          28歳男性会社員が夫婦で生まれ故郷へUターン移住した経験を綴ります。 ◆本記事サマリ ・地方移住(東京→石川)の記録をきっかけ・転職・各種制度の観点でまとめていこうと思います。 ・移住を考える人、興味がある人に役立ててもらえたら嬉しいです。 ・個人的に感じたエモさも残しておきたいです 10年ぶりに故郷・石川県(の金沢のちょっと北にあるかほく市という街)へUターン移住をしました。 ※コロナウイルスの感染拡大防止のため、東京から移った後は念のため2週間以上自主隔離期間を設けて

          【Index】地方移住の記録