見出し画像

branding thinking / プレゼンのコツ 07. 自分自身の見た目を意識する

デザインプレゼンの7つのキーポイント
1: 伝えたいことを意識する
2: ロジカルに一番伝えたいことへの「流れと間」を意識して
3: 視線と空気を意識する/空気を読む
4: 分かりやすい言葉を使う/専門用語を混ぜながら
5: 語尾をはっきり・ドッグワードを減らす/賢く見えうように
6: ゆっくりと大きな声を意識する/声が大事
7: 
自分自身の見た目を意識する

7 についてです。プレゼンテーションにおいてだけではないですが、「自分自身の見た目を意識する」ということは大切です。

見た目は他者に与える第一印象を大きく左右しますし、自分自身の自信にも影響を与えます。ずいぶん前にですが、僕の会社 artless Inc. にはドレスコードを設けていることを書いたことがあります。

ドレスコード

artless のメンバーには「ブラック」というドレスコードを設定しています。いわゆる服は黒をベースとした着こなしでチームのトーンを揃えるということをしています。クライアントワークでもブランディングをする上でブランドキーカラーを設定しトーン&マナーを作っていますので自社ブランディングとしても同じように行っています。

ブラックをベースとしつつ、個々の個性で色を足し、自分なりの着こなしをするという感覚のトレーニングにもなりまし、デザインは好きだけれどもファッションには意識が低いというデザイナーも多いので、カラーのレギュレーションを作ることで、artless のブランドクオリティのバランスをとる施策としています。

クリエイティブやデザイン関係の仕事をしているのであれば、自分のファッションと持ちものにはこだわりを持つべきであると考えているので、artless ではそのあたりが疎いメンバーには、僕からたまに指摘や勝手に服やアイテムがプレゼントされたりします(笑)。

値段が高いやブランドものであるなどということではなく、クリエイティブやデザインの仕事をしているのならば、クリエイティブやデザインのクオリティを感じるものを身につけなさいとしています。また、敬意を示して購入するべきと。僕らはどうでもいいデザインを作っているわけではないのだから、どうでもいいものを身につけるべきではないという考え方です。

また、クライアントやビジネスサイドの方とのミーティングの時など、デザイナーは見られていることを意識しないといけません。特にクライアントは、センスのいいブランディングやデザインを希望して発注しているのですから、

どんな服を着て、どんな靴を履き、どんな時計をして、どんなバックで、どんな身だしなみなのか、、など、視覚からの情報によって、どんなこだわりがあるのかやセンスを感じたりもしているはずです。

「メラビアンの法則」

また、「メラビアンの法則」という1960年代に米国で活躍した心理学者アルバート・メラビアン教授により提唱された法則がありまして。

具体的には、

ここから先は

1,499字
なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や中長期的視座に立った本質的ブランド価値を生み出すため、「クリエイティビティ/感性」と「ロジカルシンキング/論理的思考」についてを書いていきたい考えています。

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキ…

自分なりの届けたいことを書いていく予定です