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ドイツ語講座 Vol.1 まえがき

Guten Tag!

連日20℃を超える暑さになったベルリンは、カラッと晴れて過ごしやすい季節がやってきました。最近はゲリラ豪雨のような急な天候の変化やでかめの雹など、温暖化の影響か、注意も必要です。

さて、ここまでベルリンについての話や自分のことも書いてきましたが、

そういえば、ドイツ語のことそんなに書いてないなと思いまして、今更ながらこちらもシリーズ化していこうかと思います。
一番最初に話すべきはなんでしょうかね。

ドイツ語とはでしょうか。
歴史やらなにやらはぜひウィキペディアを見てもらって、

私が感じるのは、言葉を大事にしている言語だなと思います。言葉一つ一つを理解していないと使いこなせない高度な言語だと思います。

事細かに状況を説明しないと「誰の、何?」と会話が進まないことが多々あります。

より鮮明に状況を伝えるためには(特に中級までのレベルは)、とにかく一文の中に言葉を詰め込む。小さなニュアンスに変化をつけるために単語の量がある(日常会話レベルで)。

この微妙な違いに気づくためには、個人的にはドイツ語はドイツ語で勉強した方がいいと思っているんです、特に動詞の意味とか。僕もまだ中級位を行ったり来たりしていた時に、日独の辞書に手を出しました。

ドイツ語の動詞は1つの動詞にたいして複数の意味がある場合が多々あります。

たとえば、
「ausmachen」
この動詞は一般的に電源を切る、消すなどの意味でつかわれることが多いですが、

他にも
・予定を確約する。
・邪魔をする。
・見つけ出す。 Etc..

全部で確か8つの意味を持つこの動詞は、文や会話のコンテクストから読み取らなければなりません。

なので、日独に手を出したんです。この微妙な違いに気づくために。
その辞書に書いてあった例文も書きだしてみましたが、
嫁に一蹴されました。

「そんな使い方しないよ。。。」

書き出した例文の8割は赤線で修正されました。

ドイツという言語に潜り込むためには、ドイツ語で挑むしか方法がないのだと、観念して今は独独の辞書で奮闘しています。


「しゃべれるようになる」という目標も際限がないので、私はお勧めしません。

6年も住んでいるといろんな日本人の方に出会いましたが、これを目標にしていた人の大半は上達せずにいる気がします。

なので、私のこれからドイツ語勉強を始める人への前書きとしては2つ。

1.ドイツ語の思考を心掛ける。
2.ドイツ語を使ってやりたいこと、なりたいものを明確化する。

そんな感じで次回から(書くことがなければ笑)本格的に講座モードになっていきますので、よろしくお願いいたします。

それでは今日はこの辺で、
チュース!!



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