見出し画像

ネガティブ思考は役に立つぞ

こんにちは!悩める人の壁打ち相手として活動してますしゅんすけです!

だいぶ前から「自己肯定感を高めよう!」「ポジティブシンキング!」って言葉をよく聞くようになりましたが、最近はその言葉たちが「ほんとにそうなの?」ってなる場面も増えてきたように感じています。

むしろ「自分らしく」とか「ありのままで」みたいな考え方にも「?」ってなってきているような感覚すらあります。「自分らしく生きていこう!」ってメッセージが押しつけに感じちゃう、みたいな意見も聞いたことあるし。

本題に入る前に自分のスタンスを話しておくと、「自己肯定感低くてもOK、というかどっちでもいい」「どちらのあなたもあなただし、自己肯定感とかポジティブシンキングって特に影響ないから気にしなくていい気がするよ」って考え方をしている人です。

それで今日は、一般的にはあまり良くないと思われているだろう「ネガティブ思考」のおトクな点が頭に浮かんできているので、書いていきたいです。いつも悪者にされててかわいそうだし。(何目線)

はよ結論言え!!って方は結論までスキップをどうぞ!

ネガティブ思考の人に必要なのはポジティブになることではない

じゃあなにすればいいんだよーー!!って思ったネガティブ思考のみなさん、ちょいとお待ちを。

みなさんがネガティブになるのってどんな時ですか?大勢の前でプレゼンするとき?友達から何か言われたとき?新しいことに挑戦するとき?

ちなみにぼくは大勢の前でプレゼンするとかめっちゃ嫌です!(どーん)

いろんなケースがあると思いますが、ここでは「挑戦」にスポットを当てて書いていきますね。

挑戦って「楽しみ」「ワクワク」の裏側に、「怖い」「失敗したらどうしよう」って考えちゃう人も多い気がしますが、「あれ、実際にやってみたら案外楽にできたぞ?」って経験したことありません?

ぼくはコーチングに対する考え方ががまさにそうで、「コーチングこわいなー、うまくできなかったら、失敗したらどうしよう」って考えてました。そうやって練習もほとんどしてない時期がありました。

その時は自分が定期的に受けているコーチングで、自分のコーチにその悩みを話したんですが、結論「とりあえず短期間でたくさん練習してみよう」「やってみて怖かったらもうやめよう」って話になったんです。(中略しすぎたかも)

そんで実際にコーチングをたくさんやってみたら、「あれ?なんか全然怖くないし、楽しいぞ?」ってなったわけです。「失敗」もしなかった。不思議だ。

そういう経験から考えると、「失敗」っていつも大きく見積もりがちなんだなってことがわかります。

そして、なんで大きく見積もってしまうかというと、「わからない」から。「わからない」から大きく見積もって、余計に怖くなる。

ぼくの場合は、「コーチング怖い」って漠然なイメージを持ってしまってたから、その恐怖感が何倍にも膨らんで、練習すらできないでいた。練習なのにね笑

あえてポジティブ思考の人と比べてみますが、ポジティブ思考の人は「わからない」ものを小さく見積もって、ネガティブ思考の人は大きく見積もるんじゃないかと。

いいなーポジティブな人は、って思った人、ちょっと待った!!

ネガティブ思考の人も、リスク管理ができてて良いとは思いません?現実が見えてて良いと思いません?

「我々は悲観論者の人々がいてくれるおかげで最悪の状況を予測してそれに備えることができるのです。一般的に、めったなことで心配をしない人の方がいつも心配ばかりしている人より仕事上のパフォーマンスが低いという調査結果が出ています。また、とても楽観的な人が起業した場合、新規事業で収益が低く成長が遅いという調査結果も出ています。そうした性質の人物がCEOである場合は、リスクの高い負債を請け負ったり頻繁にハイリスクハイリターンな決断をしたりして、会社を危機にさらすこともあります(なので一般的にCEOよりCFOには楽観主義者が極端に少ないのでしょう)。

https://www.lifehacker.jp/article/131208negative/
ネガティブ思考だからこそ、うまくいく

世の中の「成功者」って言われる人の中にも、ネガティブ思考の人ってたくさんいます。ネガティブってめっちゃ役に立つ思考だと思います。失敗を具体的に考えられて、きちんとリスク管理ができて、対処法まで考えられてたら最強じゃありませんか?

なので、ネガティブ思考の人がやるべきなのは、ポジティブになることじゃないっす。「失敗」をより具体的にイメージすることです。ほら、「失敗」をイメージすること得意だからできそうでしょ?もっとそのネガティブ思考ちょうだい!(うるさい)

できれば、その「失敗」が起きたら、何が起きるか、何をするかっていう対処方法まで考えると、よりいいと思います。

ポジティブになってください!!って言われるより、「失敗を考えていいんでもっと具体的にイメージしてください」って言われた方がなんかできる気しません?

ここまでやると、「失敗」が前より具体的に見えてきて、恐怖感は少し減るんじゃないかって思います。

ぼくの「コーチング怖い」を後々から振り返ってみると、なぜ怖かったのかというと、「なに聞いたらいいんだ….」っていうあの焦っている感じが嫌で、その焦りが相手に伝わってしまうのも嫌でした。

でももしその焦った感じになってしまったとて、相手に伝わってしまったとて、練習の15分間の間だけなんですよね。それ感じてるの。15分だったら別にいいかなって思いますよね。(お金をいただくプロの場合だと話は別よ)

なので、別に失敗を考えてしまうことがよくないことではなくて、失敗を具体的にイメージできてないってことがよくないんだと思います。

自分の「ネガティブ」って特性を活かして、「失敗」をどんどんイメージして、具体化して、対処方法まで考えていきましょ。

別に無理して成功をイメージしたり、ポジティブなイメージ膨らます必要ないですよ。かといって自然に沸いてきたらそのままイメージしたらいいですよ。自分の得意な、無理しない角度から攻めていこう!

結論:ネガティブ思考の人はポジティブにならなくていい。失敗をとことん具体的にイメージして、対処方法まで考え抜こう。

今日も無事に書けました。いえーい。(毎日更新12日目かな?)


いただいたサポートは、コーチング関連の学びに使わせていただきます。