人を管理しようなんて思わない。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
毎日noteを書き続けて、今日で369日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,631日。
今日も一日があっという間に過ぎていきました。日中に作業をする予定でしたが、月曜日ということもあり、途切れることのない打合せの日でした。
とは言っても、締切は待ってくれないので、今から作業スタートです!
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「人を管理しようなんて思わない。」です。早速書いていきたいと思います。
天は人の上に人を造らず。
『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言へり。』
これは福沢諭吉が言ったとされる有名な言葉ですね。
みんな平等という意味ではなく、それでも努力する人としない人では元々同じなのに差がついてしまう、だから学ぶべきだ。
・・というような意味だと私は捉えています。
一方で、「人の上に立つ人」という言葉もあります。
いわゆる指導者と呼ばれる人たちを揶揄して使われます。
会社でも組織があり、経営者を頂点にしたヒエラルキーがあるように感じられる年功序列制度もあります。
組織階層が顕在化すればするほど、上下関係がはっきりしてくる状態は組織にとって悪影響ではないかと、私は危惧しています。
一体なぜか?
それは、上下の関係だと、上の立場の人が部下たちを「管理」しようとすることが頻発するからです。
管理できると思っている方が烏滸がましい
私は、誰かに「管理」されることが大嫌いです。
管理なんてされたくありません。自由にいさせてほしいんです。
その代わり、きちんと結果も出します。
私までとはいかなくても、管理されることが嫌いな人たちは一定層いると思います。
逆に管理されることのほうが、考えなくて楽という人もいるかもしれません。
答えが一つではないため、両方が存在し得ると思います。
ですが、私は人が人を「管理する」ということはどうしても解せません。
管理するのではなく「導く」ということの方がしっくりきます。
部下を管理しようと思っている方々にお尋ねしたいです。
「あなたに管理をするだけの器と覚悟がありますか?」と。
管理するのは人ではなく、環境。
別に管理をすること自体が悪い、と言っているわけでは決してありません。
管理をする「対象」が「人」ということが問題だと私は感じています。
管理をする対象は、人ではなく、環境。
これが私の持論です。
これは植物を育てる時も同じ考え方で栽培をする所から着想を得ています。
植物も植物そのものを管理しようとすると、色んな弊害が出る。
そうではなくて、植物が育つ環境の方を制御しておくと、その環境下で植物の成長スピード、方向性ということが決まってきます。
それは、植物に対してストレスということが少ない(時には意図してストレス与えるが)状態です。
ですので、ノビノビと長所を伸ばした育成方法と言えます。
それと同じように、人の場合でも、環境設定が大事だと私は考えています。
どういう場所で、誰と、何をやるのか、それをいつまでに。
この環境パラメーターを設定してあげると、あとはその本人の意志に任せます。
そして、こちらの狙い通りのプロセスを辿ることもあれば、そうではない時もあります。
その度にまた環境パラメーター値のどこに問題があったのかを検証します。
そうすることで、進んでほしい方向に進んでもらえる確率が高まっていきます。
人は管理するのではなく、環境を整えてその中でノビノビと過ごせるようにすることが、上に立つ人たちの役割ではないか。
私はそう思います。
あなたはどういう風に考えますか?
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・あなたは、部下を管理する器と覚悟がありますか?
・上の立場の人が部下たちを「管理」しようとすることが頻発する。
・管理をする対象は、人ではなく、環境。
<過去記事>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?