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私が独立をしたのはなぜか?

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で206日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,794日。

今日から12月ですね。師走の名の通り、すでに今月も予定がぎっしり・・・。2020年の最期も駆け抜けます!!
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「私が独立をしたのはなぜか?」です。早速書いていきたいと思います。

私が、人からよく聞かれること。

「浜さんが、独立をしたのはなぜだったんですか?」

これって、けっこう聞かれる質問です。

「人生一度しかないからチャレンジしたかったから」
ということが、私の本音です。

明確にこれがしたい、という独立ではありませんでした。
でも、
「自分で自分の道を切り開いていきたい。」
これだけが明確でした。

独立当時の心境は、noteを書き始めた頃のこちらで触れています↓↓

別に大それたことを言っていたわけではないんです。
当時勤務していた上司に退職届を出した際に、「転職するのか?」と聞かれて「いいえ、独立です。」と答えました。

で、何をするつもりなのか?
ということに対しては、まだまだふわっとしたことしか言えない。
そんな状況でした。

ですので、起業をしたいんです。
という人の気持ちって分かるんです。ふわっとした憧れのような願望のようなものがあるのが。

それに対して、もっと具体的に考えた方が良い、とか今になって私が言うのは間違えだなぁと思っています。

ふわっとしたままでもいい。
ただ、それだと走りながら考えていくということなので、しばらくは寝ずに働くというような覚悟が必要になるよ。と、起業の相談に乗る際には伝えるようにしています。

ちょっと話が逸れましたが、私が独立に至ったキッカケというものがあったんです。

何だと思いますか?

熊本地震で感じた自分がいるべき場所

私の勤務していた会社はインフラ会社でしたので、災害等が起こると社員が出社するような決まりがありました。

熊本地震の時も震度5以上を記録したため、私は22時をすでに過ぎていましたが、家族に事情を説明して、当時まだ4歳と2歳のこどもたちを残して福岡の本社へ出社しました。

その日から私は全社の応援先発隊として5時間後には熊本入りをしていました。

その応援に行った日、一日かけて熊本市内を巡視しましたが、特に目立った被害もありませんでした。

夜中の1時に玉名市という熊本市から車で30~40分くらいのホテルに着いて一泊して翌日もう一度、熊本市内を見回りをして福岡に帰る予定でした。

ですが、そのホテルに着いてすぐ、本震と呼ばれる震度7が私たちを襲いました。

結局、それから1.5ヶ月、福岡と熊本を往復しながら全社員で復旧活動を行うことになったのです。

その復旧活動の中で、感じたことがあります。

それはインフラ会社はインフラを安心・安全に低コストで供給できることが使命であり、新規事業は必要がないということです。

数日間もガスが来ていなかった家庭にガスが開通した時、その家の家族全員が大喜びです。

「やっと、これで温かいお風呂に家で入れます。ありがとうございます!!」

と、どこのご家庭でも同じようなことを言われました。

それで私は思ったんです。
「あぁ、これだけインフラ供給をするということは普段は当たり前だけど、これだけ喜んでもらえることなんだな」と。

そもそも、私が採用された理由は、「新規事業を担当してもらいたいから」という理由でした。

私も就活時に福岡に残るとは考えていませんでしたが、色んな巡り合わせで結局福岡に残ることになり、当時の採用担当者から内定後に先程の理由を聞いたんです。

その新規事業を地域貢献のために立ち上げるために入社した私でしたが、熊本地震で感じたことは、私の採用理由を否定する結論でした。

ですので、私はこのまま会社に残っているよりも、外で自分で新規事業を立ち上げよう。という思いに至ったのです。

奇しくも、入社当初から、この会社にずっといるかは常に50:50です。と言い続けてきて、10年の節目を迎える年でした。

10年を迎えてしまうと、次の10年を目指しそうな気がしていたので、ここが潮時と9年と10ヶ月で卒業をしました。

これが私の独立した時の心境です。

就職をした方が良いか、最初から起業をした方が良いか。

学生と話をしていると、こんなことを聞かれます。

「就活をそろそろしないといけないんですが、就職をするか迷っています。最初から就職せずに起業をするってどう思いますか?」と。

これに対する私の答えは、こうです。

最初から起業をするのも今だったらありだと思うよ。僕たちの頃の今から15年前とは状況がかなり変わっているから。」

で、話をもっと聞いていくと、他の人の意見はとりあえず就職してみたら?という意見が大半なんですって。

もちろん、そのとりあえず就職というのも全然ありだと思います。

そもそも、何をやるのかという明確なものがなければ、私が独立当時やったように、力技で自分の腕を磨いていく他ありません。

その気概があるのであれば、最初から独立するこも十分ありです。

そして、20代のうちは、チャレンジして失敗してなんぼです。

そう思うと、企業に就職してもチャレンジできることはたくさんあります。

要するに、
「どこに行こうが、自分で考えて行動にどれだけ移して経験してきたか?」ということに尽きます。

独立する/しない、に関わらず、そこで全力を出せるかどうか。
毎日を真剣に生きられるかどうか。

一方で、「ゆるい起業。」
最近、聞く言葉ですが、それも悪くないです。
けれど、それでずっと続けられるかをイメージしてみてはどうでしょうか。

イメージできるのであれば、それで良し。
イメージできない場合は考え直した方が良い。

シンプルにそれだけです。

私は起業をしてみて、キツイこと等も数多くありましたが、選択として間違っていなかったということだけははっきりと言えます。

なぜなら、毎日が楽しくて仕方がないからです。

毎日をどれだけ効率的に過ごそうかと考えていたサラリーマン時代とは思考回路が全く異なります。

毎日をどれだけ充実させることができるか。
毎日でどれだけ成長することができるか。
明日が来ることがワクワクできるか。

人生という名の冒険を、味わい深いものにするということにとって、起業というスパイスはうってつけではないでしょうか。

・・ということで、今日はここまでです!最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

・私が独立した理由は、一度しかない人生はチャレンジしたかったから。
私が独立に至ったキッカケは熊本震災。
・独立も就職も、
どこにいようが、自分で考えて行動にどれだけ移して経験するかの方が大事。
・私は独立をしたという選択肢は間違っていなかったとはっきり言える。

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