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中小企業診断士になった人の悩みとは?

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で289日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,711日。

今日は少しスロースタートでした。午前中に雑用を終わらせ、午後から診断士の理論政策研修。終わって仕事に取り掛かって、今に至る。
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さて、本日のテーマは「中小企業診断士になった人の悩みとは?」です。早速書いていきたいと思います。

独立している中小企業診断士は少ない?

すっかり、忘れていましたが、今年の2月1日で私がサラリーマンを辞めてから丸4年が経ちました。

おかげさまで、独立してから5年目を迎えました。

この4年間の出来事は「2回同じことをしてみて」、と言われたら絶対に断りたくなるくらい、色んなことがありました。

でも、感覚的には仕事というよりも、ずっと部活をしている感じです。

そんな私の独立当初は、中小企業診断士として個人事業主からのスタートでした。

過去の記事にも書きましたが、特に何かのビジネスモデルがあったわけでもなく、自分の腕でどこまでできるかをチャレンジしたかったという想いの方が強かったです。

そして、意地でもカタチにしてみせる、という気合も。

そんな想いだけで、がむしゃらに、ひたすらに、もがきながらやってきたら、段々とコツを掴んできて、結果も出るようになって、さらに楽しくなってきて・・。

それこそ部活みたいに。笑

とても一人だけで今の現状があるとは言えず、部活と一緒で良い仲間と指導者に恵まれたなぁと思っています。

そんな今の私は複数事業の経営をしているため、純粋に中小企業診断士としての仕事だけではないのですが、一応独立している診断士という立場ではなあると思っています。

この独立している診断士の方って、統計的に見るとそれなりにいるように感じますが、その中でも行政書士や司法書士、社労士や弁護士といった他士業との兼業という人も少なくありません。

そういった意味で、純粋な中小企業診断士として、独立している人はかなり少ないのでは?というのが私の見立てです。

せっかく診断士を取っても独立しないのはなぜか?

そもそも、独立するために、診断士を取得したという人はあんまりいないのでは?ということを考えます。

例えば、今の企業でのスキルアップや自己啓発の一環として取っている人が多く、とりあえず知識として習得したという方もひょっとすると半数ぐらいいらっしゃるのではないでしょうか。

私としては、もったいないなぁ、、です。

結論からお伝えしますと、診断士の資格は自分が経営をすることが一番、恩恵を受ける資格だと考えています。

そして、その経営以外の選択肢としても、独立するには十分な資格だと思っています。

なぜか?

「十分、食べていけるから」です。

面白いかどうかは別として、食べていけるだけの収入は確保できる資格です。

特に今は、コロナ関連の融資や助成金、補助金などの行政主導での施策が数多くあります。

その申請サポートをするだけでも、十分過ぎる稼ぎとなります。

どうやって、稼げばよいか分からない診断士。

めったに顔を合わせることはないですが、診断士の方と名刺交換をして話をする際に私の今の仕事状況の話をすると、けっこうな確率で聞かれることがあります。

「どうやって稼いでいるんですか?」と。

隠すことでも何でもないので、私はシンプルに答えるようにしています。

「簡単です。相手が困っていることを解決するだけです」と。

続けて、
「その困っていることが自分で解決できる場合は、自分で。そうでない場合は道筋をつけてあげて、相応しい人が思いつけば紹介する。直接身近にいない場合は、そういう人を見つけるよう伝える。ただ、これだけです。」と。

そうすると、さらにこう聞かれます。

「そうですか。実務補習でやったみたいに、企業の診断をしても、お金って頂けるのか自信がなくて・・。」

私は、この時点で今から書く言葉をいつも飲み込みます。が、あえて、書いてみることにします。

企業の売上を上げることがコンサルの仕事であるなら、その稼ぎ方はまず持って知っておくべきでは?

分析をしてほしい、という言葉を経営者から聞いて分析するのであれば、お金になるかもしれない。その言葉はあったのかな?

もし、そうだとしても、分析の結果が経営者の予測の範囲内であったのでは?(つまり、顧客の期待を下回るサービス提供をしたのでは?)

書き出してみましたが、けっこう辛辣な感じがしますね(汗)

でも、まぁ、これくらいの厳しさがあっても良いかなと思います。
それくらい依頼主の方は真剣なんですから。

診断士の最大の悩みは、診断士として食べていけるのか?

この話からも分かるように、診断士の最大の悩みは自分が診断士として食べていけるのか?ということです。

そして、そもそもこれはさらに論点がズレています。

なぜか?

「別に食べていくためには、THE診断士の仕事でなくても稼げばよい」

ただ、それに尽きるからです。

ですので、私は診断士として独立したい人に、次の投げかけをあえてします。

「診断士の仕事は好きですか?やりたいことですか?」

これに「YES!」と答えられる方は、今すぐ独立の準備をしましょう。

きっと大丈夫です。

一方で、この質問に悩む方は、独立は辞めておいた方が賢明でしょう。
起業や独立は、そんなに甘いものではありません。

3年間、休みを一切取らず、死ぬ気で働くだけの気合があれば別ですが。

ただ言えることは、誰もが最初から涼しい顔して上手くいっているわけではないということです。

その涼しい顔の裏側には見えない努力や、悔しさや辛いことがあります。

それを乗り越えてきたからこその見える景色も確かにあります。

結局、自分がどうしたいのか?
これに尽きます。

診断士を取って、独立を悩んでいる方、私で良ければ気軽に連絡ください(^^)

・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

純粋な中小企業診断士として、独立している人はかなり少ないのでは?
・診断士として独立しても十分食べていける資格。
診断士の仕事が好きであれば、独立準備をオススメ。

<過去記事>


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