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世の中は動いている。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で597日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,403日。

今日は会社の仕事納め。一日、事務所に籠もって集中して作業。年内に終わらせたかった仕事が片付いてスッキリ。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「世の中は動いている。」です。早速書いていきたいと思います。

自分たちのことだけ目がいきがち。

自分たちの事業に没頭していると、時に周りの状況が見えなくなってしまうことがあります。

ともすれば、今やっていることはオリジナリティが高く他社で追随してきてはいない、という感覚があるかもしれません。

確かに、サービスの開発当初であれば、他企業はまだリリースできていなかったりします。

ですが、1年が経ち、2年が経ち、3年が経ち・・・そうすると、今までは見当たらなかった類似サービスが世の中に、いつの間にか出てきているということが起こり得ます。

では、いつの間に、という事態を防ぐにはどうしたら良いでしょうか?

定点観測が大事

私が行っていることの一つは、業界紙を取るようにしています。

今の時代は、オンラインで記事が閲覧できる媒体が多いですよね。

ですので、隙間時間でざっと目を通していきます。

と、言っても、隅々までを見ているわけでは決してありません。
まず、アウトラインを見て、気になるトピックがあれば読み進める程度です。

その時にチェックするポイントは、ざっとこんな感じです。

・知らない知識はないか?(業界、政府動向など)
・自社にとって、脅威となるサービスの情報はないか?
・自社にとって、有益な情報はないか?
・広告主はどんな所で、掲載意図は何か?
・広告のデザインはどういうもので、どんな意図があるのか?

これらをチェックするのにかかる時間は5-10分です。

もう一つの定点観測は、Googleでのキーワード検索です。

自社にとって重要なキーワードを検索することで、Google上での関連性が高い順序を探ります。

その時に見る視点は、「知らないうちに類似サービスが出ていないか?」です。

こうやって、定点観測を行っておくことで、他社に先を越されないか目を光らせておきます。

模倣困難なことは大事

とは言っても、いつかは類似サービスは出てきます。

それもそのはず、私たちのようなスタートアップは市場が無い所に市場を創っていくのですが、その市場が認知されると新規参入が相次ぎ、業界全体として市場が拡大していくことになります。

これ自体は悪くはないことだと私は考えています。

そこで重要なのは、下記2つだと私は考えています。

・表面的には真似できても、本質は真似できないようにしておくこと
・一つだけではなくいくつかが連携して成果を出す仕組みにしておくこと

前者に関しては、例えば、やり方が真似できても、同じ結果には繋がらないということです。

後者に関しては、例えば、一つの要素で成果が出るのではなく、複数要素の組み合わせで成果が出るようにしておくことです。

この2つが組み合わさると、きっと同水準でのサービス提供は難しいです。

そうすると、他社はおそらく価格を安くして水準が低いサービスを提供することになります。

そうなれば、こちらとしてはラッキーです。

価格は高い状態で、成果をきっちりと出す高品質なサービスを提供し、それに見合う顧客と付き合うことができるからです。

市場としては、高価格高付加価値サービスと低価格リーズナブルサービスが出るため、顧客の選択肢も増えるため拡大が進みます。

何が言いたいかというと、世の中は動いています。
それも日本だけでなく、世界中が、です。

年末年始も働く人は必死に働いています。
考える人は必死で考えています。

それを常に意識して、今年も年末年始を過ごしていきたいと思います。

・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

・いつの間にか類似サービスが出ていることは経営リスク。
・いつの間にかを防ぐには定点観測が効果的。
・いつかは類似サービス登場で市場は拡大する。
・事業における模倣困難性を高めておくことが防衛策となる。

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