分かる人に分かれば良い、それが粋。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱（shun1.hama）です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか？」
「どうやったら経営は上手くできるんですか？」
「何をどういう風に考えているんですか？」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で205日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,795日。

月末の今日。夕方からの月がキレイでうっとりした日でした。それ以外は相変わらず、目まぐるしい一日。。。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「分かる人に分かれば良い、それが粋。」です。早速書いていきたいと思います。

粋だなぁと思うことは？

「粋」だね〜！

っていうシチュエーションって普段でもほとんどないような気がしていますが、いかがでしょうか？

私は勝手に、粋＝江戸っ子のようなイメージをしてしまいます。

これも偏りがありそうな見方ですね。

そもそも、粋ってどういうことなんでしょうね？

「粋」
気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。
人情の機微、特に男女関係についてよく理解していること。また、そのさま。「粋な計らい」
出所）https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%B2%8B_%28%E3%81%84%E3%81%8D%29/

うーん、私が思ってたような粋の意味とは少し違うような気がします。
私はどちらかというと、「さりげないカッコ良さ」＝粋、という風に捉えていました。

あえて、今日は私の解釈の方で話を進めていきたいと思います。

そんな「粋」なことって、身の回りで最近感じたりしましたか？

魚にこだわりがある人の接待に魚屋を選んだ理由

私は、11月中旬に東京から来福される方と夕食をご一緒させて頂く機会がありました。

その人はありとあらゆる遊びをした後、最終的に行き着いた遊びが磯釣りという、魚にも詳しく厳しい方です。

そんな方を私は福岡のお魚をメインとしたお店にご招待しました。

福岡の魚料理をご馳走する場合は必ず、その店にお連れすると決めている私のイチオシの場所です。

といっても、そのお店は、大人2名で1万円くらいで十分、食べて飲んでできるような価格帯なんです。

それで本当に、世界で一流のものを食べて来られた方に満足頂けるのでしょうか？

結論からお伝えしますと、心から満足頂けました。

ですが、決して料理の味だけで、というわけではありませんでした。

ん？どういうことでしょうか？

一本28万円のワインが置いてある魚屋

そこのお店の真価を分かって頂けたのは、開始から30分以上が経過した時でした。

お連れした方が、おもむろに、メニューを見始めました。
そのメニューは分厚く読むだけでも大変そうでした。

メニューを読み進めて、あるページでピタッとページをめくる動きが止まりました。

そして、私にこう言ったんです。
「このお店は、料理に対してかなりの自信とこだわりを持っているね〜。ここのお店の店主は、相当肝も座っているよ。こんなお店なかなか見たことがない。」と。

なぜ、こういう風に仰ったのでしょう。

その答えは、魚料理ではなくDrinkのページにありました。
WINEのボトルリストが並んでいるのですが、ページをめくると、一本で28万円、25万円というワインが掲載されていました。

それぞれ、解説付きです。

その御方はこのページを見て、ここのオーナーはワインのことをかなり知っている。と、私に伝えました。

それも、知っているのではなく熟知しているレベルだ、と。

ワインがボトルで適正価格での値付けとして提供されているのはもちろんのこと、一番高いワインの値付けが破格に安いというのも、分かる人には分かるように意図されている、と。

だからこそ、他の料理へのこだわりも品質管理も並大抵ではないはずだ、と。

現に、それを証明するかのように、今まで食べた料理も美味しかったんです。

そして、「粋」な演出だね〜、とその人は呟きました。

分かる人にさえ分かれば良いという腹づもり。でも、分かる人からすると、これほど店に対する信頼度が高まることは他にはありません。

この価値に気づく人だけ、常連客になってほしい。
そんな想いも感じることができる。

これで本当にファンになった人たちは、常連客としてお店を賑わいさせていくでしょう。
この価値に気づいた人の多くは、太客になる可能性が高いです。それは粋を粋なことと見抜くだけのワインの知識を持ち合わせているからです。

こういうことで、私のチョイスしたお店で大変満足頂けました。

高いお酒も使いみちによって色んな方法がありますね。

・・ということで、今日はここまでです！最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように！！

まとめ

・分かる人にさえ分かれば良いという腹づもり。
・分かる人からにとって、これほど信頼できる店はない。
・粋な演出は粋な人を引きつける。

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