嘘は感情ではなく環境によって"つかされる"

キングコング西野さんの書籍かな?ボイシーかな?で見た内容です。

1年以上前に聞いた内容ですが今改めて胸にくる言葉です。

貯金時代から貯信時代に切り替わり信用を稼ぐことが大事になってきた
けどそもそも信用ってどうやって稼ぐんだろう?

置かれている状況によって変わってくるが大筋は一緒で
嘘をつかないということ
言葉にすると簡単だけどこれがなかなか難しい

嘘=仕事


例えばテレビタレントの給料の出所は番組スポンサー
番組スポンサーさんが番組に制作費(広告費)を支払ってその一部がギャラとしてタレントに支払われる
当然タレントはスポンサーさんの都合が良いように立ち振る舞わなきゃいけない
具体的に言うと好感度を取りに行かなければいけない
と、なってくるとグルメ番組でまずい料理が出たとして、タレントは美味しいと言わなくちゃいけない
それ以前にまずいなんでコメントしたらそもそもオンエアカット
カットされちゃうと仕事にならないのでタレントはこれまで場合によっては美味しいという嘘をついてきた
ただ昔はそれでも良かったが今はこの料理が本当に美味しいかどうかが食べログや Twitter で調べられてしまう
つまり今はこれまで検証しようがなかったタレントの嘘が嘘としてカウントされるようになった
ここで一番の癌はほとんどのタレントはこれを嘘とは捉えておらず仕事として捉えてしまっていること
仕事だから求められていること、が仕事になってしまっている

認知と人気


我々一般の会社員にも当てはまると思う
例えば飲み会の席で上司の顔色を窺い場合によっては嘘をつく
・上司に気に入られようとつく嘘
・空気的に言わなければいけない嘘
気持ちよくない嘘が沢山あります
嘘をついて上司に気に入られ出世をしても仕事ができないことがばれてしまったらその場でゲームオーバー
嘘をつくことで露出を続けると認知度は上がるけど人気度(信用度)は確実に落ちる

認知と人気は別物

認知タレントであり人気タレントではない人がひとたび不倫なんてしようものなら全てが終わる
当然スポンサーは離れる
となると、あとは自分でお金を作るしかなくなるわけだけど人気(信用)がないのでお金が作れない
不倫報道で活動が止まってしまうタレントと不倫報道でびくともしないタレントの大きな違いは信用の有無

目先の露出に走り嘘を重ねると緩やかに、しかし確実に身を削ってしまう
この生き方は今の時代においてあまりにもリスクが高い

しかし仕事で嘘をつくことが求められているわけだ

この環境で嘘をつかないって難しくない?

そう、嘘をつかないというのはとても難しい

嘘は感情ではなく環境によって"つかされる"

誰一人として嘘はつきたくないけど嘘をつかざるを得ない環境になった時に嘘をついてしまうのが私たち
嘘をつきたくなかったらやることは一つ

「嘘をつかざるを得ない環境に身を投じないこと」

さらに踏み込むと

「嘘をつかざるを得ない環境に身を投じなくても生きていける環境を作ること」

この環境づくりが信用を稼ぐ第一歩

現在タレントさんの本ってほとんど売れない状況になっているらしい
人気タレントではなく認知タレントだから・・・

嘘はつかない方がいい

そのために嘘をつかなくても良い環境を手に入れる
何をすれば信用が減って何をすれば信用が増えるのかを見極める
嘘をつかないという事にはそれなりの痛みがともなう
だけど嘘をつき続けた先にもう何も残っちゃいない
後戻りができなくなる前に舵を切ろう

この内容を聞いたとき自分の心を代弁してくれていると感じました

その瞬間から嘘をつくことをやめた
びっくりしたのは反射的に嘘をつくようになっていたと気づいた時
習慣とは怖いものだと感じた

私と同じような境遇にいる方は少なくないだろうと感じた
いや、ほとんどがそうじゃないだろうか



この言葉が誰かの心に届くのならば、誰かの勇気を出すきっかけになるのであればと思い夜中に筆を執った(パソコン(笑))次第である

まだ私は会社員だが
自分の心に正直になろうと社外での活動も始めた

オンラインでのコミュニティで英会話をやったりフィットネスをやったり・・・

社内では厳しい状況は続くけど
嘘をついてやつれていく私を見て、大切な人の幸せまで奪ってしまうことは嫌だ

未来を笑顔で過ごせるために
今できることをやっていこう!

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