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1000冊の本を捨てられるか(8月14日〜8月20日の日記)

■8月14日(月)
 お昼はパスタを作って食べる。夜はラザニア。自炊ができるうれしさよ。それなりに仕事をした日。世間はお盆らしい。

■8月15日(火)
 来月韓国に行くためにやっとチケットとホテルをとる。友達のなかで私だけチケット何ヶ月も取っていなくてすごく心配されており、それに一人旅で行く予定の私の不安定さがさらに心配されている(友達と一緒に行ったり、家族で行ったりする人が多いので)
 自民党の森まさこ議員が進めているらしい「ブライダル補助金」という謎政策について、「このひとはジェネレーションギャップがありすぎて、今の若者のリアルがわからないのかも……」という心配な気持ちになり、自民党に意見をメールする。「結婚式をやったからといって、子作りしようとはならないないのです」ということを懇切丁寧に文章にした。愚痴っているだけではなくこれからは文章にしたため粛々と現政権に物申していこうと、小さく決意する。
 終戦記念日(終戦記念日というべきか、敗戦記念日というべきかいつも迷い、まだ不勉強でわかっていない)なのでいろいろ記事を読む。印象に残ったのは下記。

 なかなか本も読めず、映画も観られずな日々が続いている。バービーは来週パートナーと予定を調整して一緒に観に行く。
 今日は、私の校正技能検定〈初級〉取得祝いで、パートナーが焼肉を準備してくれてうれしかった。昼からしこたま食べた。

■8月16日
 部屋が焼肉くさい。予定したことのほとんどを片付けられたのに、なんだかダルダルだった日。朝からインタビュー依頼、メールの返信、図書館へ本返却(もう一度借りたかったのに受付のおじさんが怖くて言い出せなかった)。
 午後は先週買った巨大A3プリンターが届いたのでひとりで汗だくになりながら開梱。「重いので(20キロ近くある)必ずふたりで作業してください」と書いてある。IKEAの商品などでもそうだけど、一人暮らしの人とか家でひとりで仕事している人はこの「二人でやれ」縛りってどうしてるんだろう、などと思いながらもちろん一人で開梱する。持ち上げられないのであれば、ダンボールに切り込みを入れ解体するのみ。
 夜は力尽きてしまったが、すた丼風の肉炒めときのこのマリネつくった。濃く酸っぱい味を食べたかった。

■8月17日
 近い未来、保護猫を迎える予定のため最近家を整えている。お互いに出版関係者である我が家、大げさではなく本や漫画が1000冊くらいある。資料本やノートやゲラを含めるともっとあるかも。私もパートナーも「本を捨てる」をしたことがあまりないのだけど、実際いらない本もあるので少しずつ整理したい。そういえば作家の柚木麻子さんが、本を捨てる問題について書いていた。

 履歴書のようなものを書く必要があり、例の「男・女」どちらに丸をつけるか問題にまたぶち当たる。調べたところ、「・」に丸する人や、どちらにも丸をつけないで提出する人もいるらしく、私は後者でいくことに。いちいちこういうので引っかかるのが本当に嫌。
 銀行に行く用事があり14時くらいに外に出て滝のように汗をかく。しかも手数料をけちって遠くの銀行までわざわざいったのに結局手数料がかかるという……。最悪な気分のなか、メールをひらくと、先日二次選考のあったトライアル合格の連絡が。よかった!!

■8月18日
 昨日、新しい仕事が決まるという良いことが起こったと同時に、嫌な仕事相手から連絡が来るという天国から地獄を体験し、一時的に憂鬱になる。しばらく寝て、夜は「ドント・ウォーリー・ダーリン」という映画を観て落ち着いた。

 蓮見孝之さんというTBSアナウンサーが好きで、この前ラジオで「正直僕は会社に苦手な人や嫌いな人がたくさんいる。そんななかでも上手くやっていけるようになっているのは、学校に行っていたからだ」と「なぜ学校に行かなくてはならないの?」という小学生の質問に答えていた。学校=義務教育ではなく、多くの自分と違う人と接することで自分らしさを再発見したり馬の合わない人との付き合い方を肌で学んでいく、という彼の視点の回答が目から鱗で、私は会社に所属していないけれど「まぁ嫌な人と仕事することもあるわな」と思うことができた。
 パンこねて、note書いたり。スラックを見たりした。夜はカレーつくった。

⬛︎8月19日
 夕方までずっとダラダラしてた土曜日。夜は隣の駅まで歩き、中華を食べた。

⬛︎8月20日
 実家へ、婚姻届などの必要書類を書いてもらいに行く。来月弟夫婦が出産するのだけど、その話の流れで母が私を無痛分娩で出産したことを初めて知る。30年前の無痛分娩って当時としてはかなり先進的だったのでは……。母は自然分娩を勧めるイメージで勝手にいたのだけど、むしろ義妹に無痛分娩を勧めていたのでかなり驚いた。さらに、保育士の母は母乳信者でももちろんなく、「保育園預けるなら当たり前にミルクでしょ」とあっけらかんという。勝手に母を、社会の中で最も嫌なことを言う女だと思っていたから、衝撃だった。なんだか実母のイメージが180℃変わった日だった。


今度一人暮らしするタイミングがあったら猫を飼いますね!!