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かんじたこと・かんがえたこと

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きょうだいのことけっこう好きだとは思ってたけど、
この4人ときょうだいやりたくて生まれてきて、それが私の人生最高の幸せだなんて知らなかった。
知ってたけど知らなかった。
自分が世界一幸せなことも知らなかった。

病室内の付添ベッドで横たわっていたら飛び込んできた通知。リアリティきつすぎてタイトルだけで泣けてしまった。私を救いあげる物語だ、感謝しかない。

めざめようか|吉本ばなな @y_banana #note https://note.com/d_f/n/nc9b855c1bda4

世界でいちばんかわいいやつ(のひとり)

世界でいちばんかわいいやつ(のひとり)

3番目の弟が、11/18(土)に息を引き取りました。

きもちは常に溢れてくるのに、書きまとめあげる時間がなくて、noteに書けなかったです。
ただ③のことを、そこから感じたことや学んだことを、どうしても書き残しておきたい。
だから時間がかかっても、この2年9ヶ月のことを書くと思います。

これだけは言えるのは、私の人生でいちばん大切な人間は、妹と弟4人です。
③とは会えなくなってしまった、そんな

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もくもく

もくもく

MARUUさんの個展にいった。
年始に「今年はMARUUさん個展やるよ」とダイさんから聞いて待ち望んでいた。

ウレシカのインスタに、ピンクの素晴らしい絵が見えて、その予感からとても好きだった。
よく見たらそれがMARUUさんの絵で「やっぱり私はこの人の絵が好きなんだ」とわかった。

『もくもく』のことは知っていた。ポストカードになっていた絵でとても好きなものがあった。
もくれんが素晴らしく咲いて

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コロナにもインフルエンザにも罹ったことはありません。

コロナにもインフルエンザにも罹ったことはありません。

世の中の恋してる人たちすごいな。
こんなにいろんなことをすり合わせたり、共有したり、けんかしたり、めちゃくちゃ心の体力使う。よくみんな当たり前のように気軽に付き合えるな~!
そうやって重ねたものよりも、やっぱり別れようってなるって、そりゃあ失恋ってきついはずやわ。なるほど。

そんなことを最近思う。
よく考えたら、本当に人と両思いになったの大人になってから初めてだ。

元同居人から告白されたときは

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さんじゅう

さんじゅう

私は19のころから早く40歳になりたかった。
そのころYUKIが40歳の誕生日を迎えていて、インタビューを読んだり楽曲を聞いたりしていた。
「40歳になったら、こんなに生きやすくなるのか!生きる力が今よりついて、厚みも増して、今みたいに息するだけでしんどいみたいなことがなくなるのか。」
その感慨のおかげで、誕生日は年ごとにどんどん楽しみになっていった。

ところが今回の30歳誕生日近辺は、めずらし

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私はあの水色が見たい

私はあの水色が見たい

大きくなると、すきな色は増える。
それぞれの色の味わいが分かって、なにか1つだけ!ということがなくなってきた。

でも、明確に「生まれて初めてすきになった色」が私にはある。
ざっくり言うと水色なんだけど、明確に「この色」というのが自分の中にある。
そんなことを不意に思いだした。

母に買ってもらったヘアピンの水色。
くもってなくて、にごってなくて、光っている。
「わたし、この色、すき」
という感覚

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光の海がそこにある

光の海がそこにある

引っ越すことになったのは、3月のライオン16巻を読んだからだと思う。もちろん直接は関係なくて、通勤その他もろもろの現実面に迫られたわけだが、でも根っこのところでは関係している、そんな気がする。

3月のライオンはアニメ分だけ見ていた。去年の秋たまたま仕事で16巻を手にしたのだが、はいってる空気の変化にとっても驚いた。零くん、ほんとうによかった。この、未来がひろがっていこうとしている感じ。なにかが生

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なんて贅沢な人生だ

なんて贅沢な人生だ

たくさん悲しくて、たくさん嬉しくて、初めてのことをたくさん知った1年でした。
そんな中、いつも隣りにいてくれたBANANA DIARY本当にありがとう。

毎月のお金のやりくり、
週末の買い物リスト、
はっとした言葉の抜書き、
思ったことのメモ、
ドナーの検査受けるための説明、
ドナー決定電話からの日程や方法のやり取り、
副業面接の日程、
決まった仕事のいろんなメモ取り、
好きな人に教えてもらった

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西荻ノススメ

西荻ノススメ

東京にいるうちに西荻から引っ越してしまう日が来るなんて、思わなかった。
でもせっかくだから、住まなくなったからこそ書ける、西荻のnoteを書いていこう。箇条書きの感じで、私が大好きな西荻について書いてみようと思う。

***

●ていねいに不動産
上京してとりあえず住んだ家と街が、どうしてもしっくりあわず体調を崩していた私。中央線散歩の限りを尽くし、西荻に決める。
そこから部屋選びだが、どうしても

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ウレシカ

ウレシカ

5月最初の日曜日、西荻を越して以来はじめてウレシカに立ち寄った。
(まさか東京にいるうちに西荻窪から離れる日が来るとは思わなかったのだが、引っ越しちゃったからこそnoteに書ける)

雨がざあざあ降りで、吉祥寺からぼちぼち歩いた。
この道が大好きだよなあ(特に夜)と思いながら伏見通りを歩き駅前に出て北上する。
ちょっとだけ緊張したけど、いつもどおり、邪魔しないよう、気づかれないようそっと店内に入る

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光って消えることたくさん

光って消えることたくさん

久しぶりに好きな人ができた。

恋って、IQが2になって、頭が一段階おかしくなることなんですね。
脳みその中身が沸騰しちゃってて、だめだこりゃ、と自分に呆れること多々。
久々の感覚すぎてびっくりしている。

もちろん私は頭でっかち野郎なので、幾重にも予防線を張っていた。
「恋って幻想で、その先にはなにもない」
「生きてる世界が全く違う、根本が違う」
「コントロールされたくない、踏みにじられたくない

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与えられたのなら受けとめよう

与えられたのなら受けとめよう

誕生日前日、年上の友人に言われた。
「staさんと知り合って3年?か。なんだかここんとこ大人っぽくなったね。」
なんという!私が言われて一番うれしいだろう言葉を!テンションがへへへっと上がる。

「恋のおかげかな?」
うーーんそうなんか?でも確かに、10年(他の人との交際期間もはさみつつ)だらだらしてた片思いが去年あっさりどうでもよくなって、ちゃんと時間がすすみはじめたのはあるかもしれない。

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咲いてくれた夜