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万能なフレームワーク5W1H【GDで役立つシリーズ】

※当記事は約3分で読めます【約1,200文字】

1. 5W1Hとは

5W1Hとは、

・When:いつ
・What:どこで
・Who:誰が
・Where:何を
・Why:なぜ(どういった理由で)
・How:どのように

という要素で構成されていて、それぞれを区分して情報を整理することで、状況の可視化に役立つフレームワークです。

5W1Hは聞いたことあるよという人も多いと思いますが、実際のところ、ビジネスで最も使用頻度が多く、万能的に活用できるフレームワークです。

この万能なフレームワークについて、どのような場面で活用されることが多いのかイメージすることで、今後の実践で役立ててもらえたらなと思います。

2. 5W1Hが役立つビジネスシーン

5W1Hが万能だという理由は、ビジネスシーンとしても、様々な職種において幅広い分野で活用できるという点にあります。

その具体例を見ていきましょう。

(1)営業部

受注前の案件管理などで、案件ごとの状況を正確に把握するために用いる。

案件管理のフレームワークなどは、他にも様々ありますが、基本的にはこの5W1Hが発展したものになります。
案件(顧客)の状況を正しく理解することで、適切なタイミングで、適切な内容(サービス)を提案し、受注確度を上げるために用いることが出来ます。

(2)商品企画

商品の企画書など、あるターゲットを想定して企画を練る際に用いる。

このとき、細かくターゲットを想定するペルソナ設定というものがあります。
その際、「どういう人が」、「いつ」、「何を」、「どのように」、行動しているのかなど分析をします。

(3)問題解決

物事の原因追求と改善策を練る際に用いる。

起こった事象において、物事の原因追求をするために、順序だてて正確に状況把握する必要があります。こういった時にも5W1Hは役立ちます。専門職で言うと、刑事の捜査などでも、こういったフレームワークが日常的に活用されています。

3. 5W1Hを活用する際のポイント

5W1Hはフレームワークの一つですので、MECEの概念をクリアすることが目的となります。

MECEについては、以下の記事でご紹介しています。

ただし、これまで述べたように、用途の範囲が広いため、活用の際は柔軟性と応用力が求められます。

どういうことかというと、場面によっては、4W1Hしか必要ない時があったりします

すなわち、5W1Hにこだわりすぎることなく、時々の必要性に応じて、5W1Hの形態を進化させてあげてください。

このように、他の多くのフレームワークも元は5W1Hが発展したものであることが多く、時々の場面で最適化された内容になっているわけです。

4. まとめ

色々なフレームワークが世の中には存在しますが、実用性という観点で言うと、最も活用頻度の高いフレームワークが5W1Hと言えるでしょう。

この5W1Hを「知ってるよ」から「使いこなせるよ」という段階までレベルアップし、是非素敵なアウトプットにつなげてみてください!

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