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『志望動機はプロポーズ大作戦』

※当記事は約5分で読めます【約2,200文字】

1. 志望動機とは

そもそも、志望動機とは何でしょう。

この実態がわからないまま、なんとなく書き始めている人は多いのではないでしょうか。

何事においてもゴールイメージを明確にしないことには、どこに向かうべきで、そのために何が必要なのかも定まらないため、ここをまずは明確にしておきたいと思います。

私が考える志望動機とは、

一言で言うと

「なぜその企業でなくてはいけないのか」

を伝えるものです。

ぶっちゃけ、このことがしっかり理解できていれば、この後の文章は読まなくても大丈夫です。

それくらい、重要なキーワードなので、しっかりと頭に叩き込んでおいてください。

また、

という3つが明確になっている志望動機が書けていると、「なぜその企業でなくてはいけないのか」が伝わりやすくなります。

なぜなら、1~3の流れを組むと、

どちらかの形になります。

つまり、

「あなたと私は気が合いますね!一緒にいない理由がありますか?」

となるわけです。

これがちゃんと伝わる志望動機が書けていると99%書類選考は通過できます。

ちなみに残りの1%は、人事側の見抜く力不足や、巷でニュースにもなった学歴フィルターなどその他要因によるものですので、その時はきっぱりと縁がなかったと思い、別の企業に目を向けましょう!笑

2.『〇〇』と『△△』には何を入れるべきなのか

そうすると、次に考えるべき重要な点は、『〇〇』と『△△』に何を入れるのかになります。

を考えていくことになりますが、「〇〇」と「△△」がわかれば、3番は当てはめるだけです。

しかし、志望動機を考えるにあたって、実は一番難しいのがこの段階です。

ここまで話しておいて、では「〇〇」と「△△」を「頑張って考えてね!」だと不親切な消化不良を起こす記事になってしまうため、「〇〇」と「△△」がもっとイメージしやすくなる方法をご紹介します!

3. 志望動機はプロポーズ大作戦

私は、企業の志望動機は一種の「プロポーズ」に似ていると思っています。

近年では、マッチングアプリでの恋人探しも随分メジャーになってきているみたいなので、マッチングアプリの具体例を交えて話していきたいと思います。

ようは、志望動機とはそういう思考プロセスなんです。

ただ、マッチングアプリに置き換えると

となっているだけです。

4.『〇〇』と『△△』を考えるにあたっての注意事項

マッチングアプリの話を具体例として出しましたが、厳密にいうと、恋人探しとしてのマッチングアプリは少し違うと思っています。

この記事のタイトルも、なぜ「告白」ではなく「プロポーズ」としたのか。

それは、以下の2点が重要だからです。

1.恋愛ではなく、プロポーズ

それは、「あなたではいけない理由」を恋愛の時より明確な理由と覚悟をもって伝えないといけないからです!

つまり、世の中には他にもタイプの人がいるかもしれないですが、人生のパートナーとしての相手を決めるわけです。

それだけ、慎重にもなりますし、「なんとんなく付き合いましょう」とか「とりあず付き合ってみてそれから好きなところを見つけていこう」とか、そういった軽い気持ちではいけないのです。

ちゃんと相手を知って、「たった一人の相手としてふさわしいか」を見極めるわけです。もちろん、その気持ちを伝えたときに、相手(企業)も真剣に見極めます。

好きって言ってくれる人は他にもいるかもしれないけど、企業も採用人数が決まっていて、皆と付き合うわけにはいかず、数少ない結婚相手を選ぶのです。(採用の場合は、たった一人では無いことが多いので、どこか海外の他重婚になっちゃうかもですが笑)

2.相手に合わせるだけじゃいけない。

相手の好みに合わせて、気に入られるために見せかけの自分ではいけません。
結婚となると、一緒にいる時間が多くなり、いつかは本性がバレてしまいます。そして、本当の自分自身をさらけ出して好きになってもらわないと、きっとこんなはずじゃなかったと喧嘩の種になってしまいます。

人事も同じように、選考を通して、人間としてどんな人なのかを深く見極めようとしているのです。

前述のようにプロポーズ、つまり結婚を前提としているため、将来のビジョンなど価値観含めて、明確に共有しなくてはいけません。
そうでないと、価値観などの相違により離婚(転職)という出来れば迎えたくない結末になってしまいます。

5. まとめ

以上のように、志望動機では、「告白」というより、「プロポーズ」のように、お互いを深いところまで知る必要があります。

そして深くまで相手を考察した『〇〇』と『△△』を理解したうえで、書いた志望動機は、「なぜその企業でなくてはいけないのか」が明確になっています。

しかしながら、実際に多くの学生が、「この理由なら他の人(企業)でもいいんじゃない?」というような志望動機を書いています。

そうではなく、

「その理由ならこの企業しか当てはまらないよね
(=条件に合う唯一の企業)」

というレベルまで志望動機の内容を落とし込んでください。

「あなたじゃなきゃいけないんです!!」といった志望動機(プロポーズ)こそが内定という婚約を勝ち取ることができることを是非心にとどめて、自身が書く志望動機を見返してみてください。

そうして、「なぜその企業でなくてはいけないのか」が明確になったとき、その志望動機は相手の心をきっと射抜くはずです!

ちゃんと人事のハートを射抜けたときには、私のことを恋のキューピットだったと思い出してくださいね!笑

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