「就活いつ終える?問題」を恋愛テクニックから考えてみる
地域差もあるようですが、そろそろ内定をとる人が周りにチラホラでます。
更に就活が後半になってくると、5つも6つも内定を取ってくる「内定ホルダー」が出現します。
イラッとしますね。独り占めしてんじゃねえよ!と思いますね。
●でも、自分に内定が出た時はどうでしょう?
「この会社に決めて本当にいいのか?」「これから選考が始まる会社の中には、もっといいところがあるんじゃないか?」と悩みませんか?1つ目の内定で、サクッと決めてしまえる人の方が少ないかもしれませんね。
でも、企業もいつまでも待ってくれるとは限りません。
おそらく、内定を出された時に「承諾期限」があるはずです。
承諾して就活終了か?承諾せず継続か?
究極の選択です。そんな時に役立つ(かもしれない)「恋愛テクニック?」を紹介しましょう!
●何人目で結婚を決めるのがベスト?問題を考えてみよう
こんな問題があります。
ざくっと内容を要約すると
20人と順番にお見合いをして、一度見送った相手とは2度と会えないというルールで、何人目の相手と結婚するか?という選択をします。
ベストな相手と結婚するにはどうしたらいいか?という問題です。
1人目で「すごくいい人だ!」と思っても、「あとからもっといい人が出てくるかもしれない…」と悩むわけです。
これ、ほぼほぼ就活と一緒ですね…
さぁ、「できる限りベストな相手と結婚できる」作戦を考えてみましょう。
実はこの問題、数学的な「答え」があるらしいです。
計算機科学という分野の「ダイナミックプログラミング」という手法で、この問題を考えると、次の戦略が導き出されるそうです。
【模範戦略】
<1> 最初の5人までの段階では、結婚を決めない。
<2> 6~10人目の相手が、それまでの「1位」なら、その人と結婚する。
<3> 11~13人目の相手が、それまでの「1位か2位」なら、結婚する。
<4> 14~15人目の相手が、それまでの「3位以内」なら、結婚する。
<5> 16人目が、それまでの「4位以内」なら、結婚する。
<6> 17人目が、それまでの「5位以内」なら、結婚する。
<7> 18人目が、それまでの「7位以内」なら、結婚する。
<8> 19人目が、それまでの「10位以内」なら、結婚する。
<9> 20人目まで結婚しなかったら、20人目と結婚する(しかない)。
この方法を使えば、平均して「3位以内」の相手と結婚できるらしいです。
全体を見てみると<4>あたりから、だんだん妥協が始まっていますね…
●ある程度の様子見が終わったら、あとは決断力の勝負!
現実の就活だと、順番にというよりは各社並行して選考が進んでいくでしょうから、最初の内定までには、5社以上と出会っている可能性も高いですね。
その中で、内定が出た会社は自分にとって何位なのか?
もし、暫定1位であれば(あくまで理論上は)この時点で決めてしまうのが良い選択になります。
あくまで数学的な話なので、現実とイコールとまでは言いませんが、大いに参考になる情報だと思います。
もっと、もっと…と考えているうちに結局チャンスを逃してしまう…というのは、結婚や就活に限らず、「あるある」じゃないかと思います。
●最後に
・迷ったら、まず期限を決めること
・期限内は、とにかく行動!全力で悩む!
・期限内でベストな選択をしたら、もう悩まない
あらゆることに通じる「決断」の鉄則です!
迷っているうちにチャンスを逃してしまうのは、もったいないですね。
でも、どうしても迷ってしまうなら、誰かに相談して客観的な意見を聞いてみましょう。
一人で悩む時はどうしても視野が狭くなりがちです。
ただし、最後に決めるのはあなた自身です。
大きな決断ですから、誰かの意見に流されて決めてはいけません。
自分を信じて、決断する勇気も大切です。
弊社では就活アドバイザーとして就活に関する相談も受け付けておりますので、是非、弊社のサービスをご活用ください。
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