3歳児でも簡単にできる、手作りチョコレートのつくりかた
本当はnoteに書くのは1回こっきりのつもりだったのだけど、前回の記事がバズってしまいけっこうな数のフォロワーがついてくださった。これで終わるのもなんだか申し訳なく、これもなにかの縁だと思い月一回ぐらいの頻度でnoteに書くことにした。
ちょうどバレンタインデーが近いのでそのことを書こうと思う。じいじ(俺の実の父親だ)にプレゼントするため実家に行き3歳の娘と一緒に手作りチョコレートをつくった。
明治の手づくりアポロ。3歳の娘でも簡単にできる。
60度のお湯で湯煎する。
カタにチョコレートを流し込む。
カラフルなラムネも入ってる。ラムネ入りのチョコ、食べたことない。ピエールマルコリーニですら到達できないチョコの境地がそこにはある。
ふたたびチョコを流し込む。真剣なまなざし。パティシエとしての本能が目覚めたのだろうか?
小学生のお姉さんにもなればもっと綺麗にデコったチョコをつくることも可能だろう。でも3歳児なら3歳児なりに、小学生なら小学生なりに、誰もが楽しくチョコレートを手作りできるのが手づくりアポロの良さである。
カタにチョコを流し込んだら冷蔵庫で30分以上冷やす。
固まった。
あとはカタからはずすだけ。
ほらできた。世界に一つだけの、娘がつくった手づくりチョコレート。
キュアショコラ、出来上がり!
できたよぉー!はいどうぞ!
娘もお菓子作りを楽しめたし、じいじ(父)も孫の手づくりチョコをもらって喜んでいるようだった。そんな二人を見て俺も楽しい。優しい世界。
今でこそ娘と過ごす日々は楽しいけれど、育児がしんどい時期もあった。その時に思ったのは、「よくこんなつらい思いをしてまで俺の親は俺を育ててくれたな」ということだった。そう、育児は大変だ。意思の疎通ができない1歳半くらいまでは特に。そしてそんな小さい娘の世話で苦労をしてしていると、不意に錯覚するのだ。まるで娘がこの俺で、この俺が俺の父であるかのような錯覚に。それは父の記憶を追体験してるような不思議な感覚である。あるいは人生を一度クリアした後、人生の二週目をハードモードで赤子の状態から再スタートしている感覚というか。うまく伝わるだろうか。
ありていに言えば、親の苦労が分かったから、自分の親にも優しくなりたい…と、この歳になってようやく思える境地になった、ということだ。なので今年のバレンタインは娘と一緒に手作りチョコをプレゼントした。たぶん父も喜んでる。また企画したい。
手作りアポロ最高。同じシリーズに手作りキノコの山もある。というか手作りアポロにリンクを張ろうと思ってもうまく張れない。「このURLは使えません」ってなる。どうなってんの。メーカーの公式だぞ。note使いづらいな。はてなが恋しい。はてな最高。
以上です。
東京の下町在住。 趣味は写真。酒は人生。最近は娘の成長をブログに綴ってます。 今までの寄稿記事→ http://www.mizuhebi.com/work ブログ→ http://www.mizuhebi.com/