見出し画像

”地域”と向き合った原体験〜大町編〜

今回は”地域”と本気で向き合った、休学するきっかけとなった
そして今の自分を形成する大きなピースになった
そういうお話です

具体的に何をしたのか?

・大町市と信州大学による空き家の定住促進事業
・信州大学地域戦略プロフェッショナルゼミ

この2つです

全ての始まりは大町から・・

ちょうど長期のバイトもしておらず、何か単発のバイトでもないかと探していた頃、学内サイトで「空き家の共同研究に関する技術補助のバイト」的な感じの文字が・・
お!なんか変わってるしやってみよっかな♫
軽い気持ちで飛び込みました。
まさか人生を大きく左右することになるとは^^;

内容としては、全6回の住民対話を通して現状を洗い出し
言語化し、見える化し、大町市長へ提案する
いわゆる”地域活性化活動”の初歩的なわかりやすい形

あくまで主役は「住民」で、リーダーをするのは信大の研究員
その手伝いとしてスライドづくりや毎回の対話に使う資料作成の手伝いをしていました

”地方創生” ”地域活性化” その言葉だけは知っていたなかで
現実に飛び込むといろんなことに気づかされます
・若者が少なく世代の幅が狭いためにアイディアの拡がりが少ない
・長く地元に住んできた方達なのでまちに対する思い入れが強く、そこは敵わない

地域でアクションを起こすとき、まちを歩き、資源を掘り出し、対話、ブレスト、・・・踏み入れたことのない世界の一端を垣間みた感じがしました

・対話で感情や想いを引き出すには「雑談」が適している
・みなさん祭、そして祭で使う舞台への思い入れが強いけど、担い手が減りバイトを雇って開催するような状況

そういえば自分が暮らしていた場所は、大きなお祭りはなかったし
そこそこ人口が多かったので住民総出で何かするっていうのもなかったし
なんかそういう想いや誇りが持てるものが心にあるっていうのはすごく羨ましい

祭で使う舞台を展示する「舞台庫」を作ろうという話が立ち上がり
同じバイトの建築の子がスラスラッと図面を書いている
「うわっ!すげぇ・・」
その他にも建築の子はカリキュラムでまちづくりを学ぶ過程があり
わかっていることも多いなか、
「自分は一体何を持っているんだろう」
「今この地域に対して自分のどんな力や経験が活かせるんだろうか」
自分の専門性や経験について悩みました

任されたのは全国の舞台庫や祭り屋台の事例の情報収集
「これって誰でもできるんじゃ・・?」
でも先ずはその役割を全うすること
ここではあまりプラスαのことができなかったんです
ちょっとモヤモヤが残ったままで終わりました

ただ、私には大人の方との「雑談力」があるんだな
自分のふるさとを見つめなおすことをしてみよう!
祭、屋台(舞台・山車とも)いろんな地域のもの見てみたい!
(その後川越や輪島、長野などちょっとした趣味に)
そして
地域に入ってそこに生きる人と話をしてまちを見つめる
このプロセスのなんと楽しいことか、面白いことか
体温が上がるというか、握力が強くなるというか
そういうものを感じました


これは他にもやってみたい!そう感じていたとき
この信大の研究員の方に「”プロゼミ”っていうのがあるんだけどどう?」
そう言われ、体温が上がっていた私は、卒業研究と丸かぶりの時期になることも忘れ「やる!」と決めました。

そのプロゼミの話はまた次回・・

ごきげんよう〜🌻

よろしければサポートお願いします!