見出し画像

#46 リビング・シフト

皆さんは、どうやって居住地を決めていますか?
仕事場が近いから?子供の学校に合わせて?友達がいっぱい住んでいるから?
今は、仕事を理由に住まいが決まっている方がいっぱいいると思います。
そんな世界から、住まいが選べる世界へとの境界を感じることができた。
そんな本でした。

1.はじめに

鎌倉資本主義も拝読したので
二冊目ですね。カヤックは面白いなあと心から感じます。

私もITに近い仕事をしていて
コロナ渦中は、リモートワークでした。
その時に、改めて住まいは選べる世界に近づいていることを感じました。
今はオンラインでも対面と変わらずコミュニケーションができます。

地域に関わることに興味があるのですが
そのきっかけは、祖父が亡くなり地元に帰り、地元の土地に感謝を感じ
どこに住むかが自分に影響しており、
そんな様々な人のルーツを大切にしたいって感じたからでした。

そんな背景と現状を実感している私にはぴったりの話がたくさんありました。

2.本の内容の話

中でも面白かった話を少し引用します。

特定の地域に強い思い入れや必然性があるわけではないけれど、いつか移住したい。違うライフスタイルを実現してみたい。そんな願いを叶えた人たちのお話を聞くと、ほとんどの人が「縁と偶然」で移住を決めています。

リビング・シフト    面白法人カヤックが考える未来/柳澤大輔

私は、地元が好きです。
長男ですし、香川県丸亀市で育ったことに誇りを持っています。
一方で、「縁と偶然」というのも、すごく大切なことだと
いろんな地域に関わった今感じます。
日本人だけでも1億人いて、その地域に行ってその人に出会う確率
そこから、面白い話が盛り上がる確率。それって何%なんだろうって。

そう考えると、「縁」を大切にする。
そういう住まいの選び方もすっごくいいなと思いました。

本当に、一箇所にだけ住むのは勿体無いって感じています。

このままもう一個

わざわざ組織に所属することの意味は何でしょうか?
それは「この人と一緒に働きたい」と思う人と仕事をするためだと思います。
その方が楽しいし、成長が早い、なんなら、そのために仕事をしていると言ってもいいくらいです。
同じ仕事をしていても、仲間と出会えて、喜びを共有することで何倍にも楽しくなる。苦しみを共有することで軽減される。簡単にフリーランスになれる時代、わざわざ組織に所属して働くのはそういう価値があるからだと思うのです。

リビング・シフト    面白法人カヤックが考える未来/柳澤大輔

少し前のゼクシイのCMがよぎりますね。
フリーランスとか、ギグワークもそうです。働き方が多様化し
chatGPTのようにテクノロジーが進化して、効率を重視する部分は
もっと得意な奴が出てき始めています。

そんな中で、私に対しても問いなのですが
なんのために会社で働いていますか?
どういう風に仕事を今後したいですか?

その人つの回答が、この話なのかなと。

あえてフリーランスではなく、会社に所属する理由
これも一つの「縁」を大事にすることなのかもしれません。

3.最後に

私はこれからもいろんな地域に行って、
いろんな人との縁を大事にしながら生きて生きたいなと思っています。

そうして、自分の関わった人に
少しだけ、「これでいいんだ」と自分を許せるような「余白」を
提供したいと思っています。

それを支えるのが「地域」だと感じています。

こんな話をみんなともっとしたい!
では!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?