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辛い肩こり・肩の痛みに効く、脇の下の運動法!渋谷・神泉で40年続く整体、手技道【No.224】(再掲)

2018.12.15掲載


こんにちは、手技道の門田です。
つい、何日か前まで暖かい日が続いていましたが、一気に寒くなり、
「冬が来た!」という感じですね。

急激な気温の変化は辛いですが、
少しでも自分で出来ることをやっていきたいですね。

さて、今回は「肩」という部分に着目して、
書いていきたいと思います。

手技道に来院される方から言われる事が多いのが、この「肩」です。

もちろん、「腰」や「首」なども多いのですが、
特に「自分で出来る肩のマッサージは何かないですか?」
と聞かれる事が非常に多いのです。

「腰」はそもそも、背中側なので手が届きにくいし、
「首」は自分でやると間違った所をやって変になったらどうしよう
という意識が働くのが多いみたいです。

その点、「肩」は自分でも割とやりやすい位置ですし、
そこまで自分でやってもおかしくなりにくいという
イメージがあるようですね。

しかし、施術者側からの意見とすると
意外と難しいのがこの「肩」の治療だったりするのです。

理由として、

①非常に使用頻度が多い

②痛みがあっても、わりと我慢して出来る事が多い

という2つの理由があります。

手を使わない事はないというぐらい、
生活で手は使いますよね。

腰の痛みがあって、歩けない場合でも寝ていると
まだ腰は使わないで済みますが、例えばその状態でも
水を飲んだりするには肩や手を使わないとコップを
持ったりは出来ません。

例えば、利き腕が右の人が右肩を痛めていて、
左手を使おうとする事は出来ると思いますが、
長年の習慣でついふとした時に、
右を使ってしまいやすくなるのですね。

痛いな~と思いながらも我慢しながら、使った結果、
ダメージのある部分が非常に深い所まで達してしまって、
表面だけではなく奥のさらに奥まで痛めてしまっている事が
よくあるのです。

また、そこから治療を開始しても、ちょっと良くなったかな~と思って、
また使うと完全には治っていないので、さらに古傷が開いてしまい、
さらに悪化してそれでも日常生活には使わないといけないという
悪循環に陥ってしまいやすくなるのですね。

腕や肩の治療がうまく出来るようになったら、
施術者としては非常に優秀という言葉があるぐらい、
実は難しい場所だったりするのです。

そんな肩ですが、では実際に自分で何か出来る事はないのかというと、
実はそうでもありません。

肩に関わっている筋肉や靭帯は非常に多く、
少しずつでも継続してやれる事が出来れば、

実は大きく変化もしやすい所だったりするので、
ぜひこれから紹介する方法をやってみて下さい。

では実践です。

①痛みがある、または凝っているな~と思う方の腕の力を抜いて、
下にダラ~ンと下げながら、リラックスします。

②反対側の手で、下げたほうの脇の下に手を入れます。

③そのまま脇の中央の筋肉をつかみます。
この時に出来るだけ大きく掴むようにするのがコツです。

④下げた方の手を出来るだけ大きくグルグル回します。

この時に掴んだ反対側の手は離さない!
痛いですが、頑張ってしっかり掴んだまま回しましょう!

⑤出来れば前に10回、後ろに10回くらい回せると良いですが、
痛すぎる~という人は自分の出来る範囲で回して下さい。

以上になります。

脇を掴む部分によって、筋肉も変わってくるので、
出来れば掴む場所をちょっと変えながら、
自分が一番痛いな~という所を掴みながら、
出来たら最高ですね。

実はこの方法は脇の下のリンパを流すのにも
非常に有効なので、実は美容にも良い!

肩こりが良くなるのに加えて、
身体のリンパが流れて美容にも良い!となると、
ちょっとやる気が出てくるのではないでしょうか?

もし両方の肩に痛みや、凝りがあるようなら、
ぜひ両方やってみて下さいね。

最後に肩の筋肉について、説明しますね。

下のイラストを見て下さい。

画像1

身体を後ろから見た図ですが、肩、背中にも
いっぱい筋肉がついているのが分かりますか?

この筋肉の名前などは絶対覚えなくて良いのですが、
注目して頂きたいのは「表層」と「深層」があるという所です。

これだけ筋肉があってさらに、表面の部分と深い部分の両方がある
という事はやればやるだけ、色んな筋肉に影響して、
筋肉の活性化にもつながるという事です。

健康寿命が色んな所で言われていますが、やはり日々のケアが
一番なのは間違いありません。

ぜひ、実践していきたいですね。

今回はここまで。
お読み頂き、ありがとうございます。

渋谷・神泉で40年続く、手技道の門田でした。


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