結局、ブロックチェーンは何がすごいのか?1分でわかるまとめ
ブロックチェーンとは、誰でも通貨を発行できる仕組みのことです。
これを理解するために思考実験をします。
新しいお金をつくるプロジェクトに参加!さて何を考えますか?
・貨幣は誰が作るの?
・ニセ札を作らせないためには?
・遠くにいる人にお金を送るときは?
…
結構たくさんありますよね。
この課題、普通はこう解決します。
・あなたの直営機関を立ち上げて、信頼できる人たちに貨幣を作らせ、他の人が作ったものは偽物とする
・お金の取引は専門業者に限定して、不正を防止
はい、銀行のことです。
つまり、お金を作るときは銀行もセットで作らなきゃいけないということです。
ブロックチェーンはこれを変えました。
お金を運用するために、銀行を作るのではなく、みんなで監視する仕組みにしました。
具体的には、2つのルールを作りました。
・取引のチェック作業に参加したらお金がもらえる
・チェック作業の前にゲームをやって、これに勝った人がチェックできる
面白いのは2点目です。
当然、チェック者の中に悪者が登場しますが、不正するためにはゲームに勝ち続け、チェック作業を毎回自分で担当する必要があります。
そんなことするくらいなら、まじめに取引チェックして報酬もらった方が儲かる、という仕組みなのです。
これで、貨幣も不要、銀行も不要、新しいお金を発行するコストがゼロになり、仮想通貨が次々に発行される時代がやってきました。
これがブロックチェーンです。
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