同性で結婚指輪を交換して温かい気持ちになったよ、の話
こんにちわ。ゆきです。
いつも、読んでくださって、ありがとうございます。
現在、漫画でも描いている男性同士での結婚指輪の件ですが、
2人で家で結婚指輪を交換するのも違うなと思いまして、
完成した指輪を交換する儀式【指輪交換の儀】を先日行いました。
そこで温かい気持ちになったので、つづります。
関係者様への感謝も込めて。
立会い人「Tさん」
お世話になった方に、【指輪交換の儀】の立ち合いを依頼しました。
「田岡智美」さんという方です。
当時ボコさんと私を、同性パートナー紹介サービスでつなげてくださった方です。※”あの漫画"の「Tさん」
その後も仲良くさせて頂き、勢いがあるときは「智美」「ともみん」と呼ばせて頂いています。
たまに職場に遊びに行かせていただくなど、仲良くさせてもらっています。
指輪交換の儀の事件!
田岡さんは【指輪交換の儀】の立合いを快諾してくださいました。
場所は職場事務所を提案してくださいました。
(田岡さんは、現在
ゲイ専用の結婚相談所「ブリッジ ラウンジ」にお勤めです)
そこであの事件が起きたのです。
===<ここからは思い出口調で>===
7月22日、新宿、19時。
――【指輪交換会】当日――
街のネオンがまぶしい。
時間に遅れていたので、ボコさんと狭いアスファルトを走っていた。
道に迷ってしまい、やっとの事で事務所ビルのエレベータに乗り込む。
エレベータの階数を押し、事務所直通で開いた。
急げ、急げとやっと開いたドアの先に田岡さんが居ない。
雰囲気がおかしい。明かりも薄い。
エレベータから進み、事務所の奥に目をやる。
――と、突然のクラッカー音!
大量の「おめでとうございます!」
ゼクシー的なBGMが流れる中、
10名ほどの方が嬉しそうに拍手をしている。
田岡さんもいる。
え?え?
出迎えてくださった方から、
水色とピンクのソープフラワーを手渡された。
大勢の方たちは、田岡さんの職場の方々だったのだ。
もう、ボコさんとびっくりしすぎて、腰をぬかした。
動画も撮影いただいて。
あれよあれよと写真撮影も!
"これシャイニーゲイ(死語)がインスタで載せるやつ…
うわ~こんな地味ゲイがドラマみたいに祝われて申し訳ない"
と思いながらペコペコした。
ペコペコの反動で涙が出た。
「君たちは無条件に祝福されていいんだよ」と
言っていただいているようだった。
あとは、記憶が曖昧です。
例えるなら、心が胴上げされているような、ふわふわした状態でした。
※私たちだけ顔を伏せる罪悪感(みなさんの顔公開の許可は頂いています)
※みなさん写真中だけマスク外してます
本当にびっくりしました。やられました!
温かい気持ちになったよ!ありがとうございます。。。(深々)
指輪交換の儀・本番!(今回は省略)
その後、田岡さんと3人で(田岡さんの職場のサクラさんが動画撮影してくださり!)、本番。
田岡さんが、即興の神父(聖母?)になり、指輪交換は無事完了しました。
田岡さんへの想い
クラッカーが鳴った時、
田岡さんが、今の職場でも「いい方々」に囲まれていると直感し、
ホッとしたら泣けてきて。そんな涙もありました。
田岡さんは努力家で頭の回転の速い、でも温かい、可愛らしい方です。
本人は異性愛者で、かつて男女の婚活サービスの仕事をされていました。
その後、同性のパートナー紹介サービスの仕事の立ち上げに加わり、
ご自身もコンシェルジュ(婚活アドバイザー)に。
そして去年、現在の会社に転職されました。
私たちは、田岡さんの転職時の葛藤や、悩みや歴史を知っていました。
なので、職場のみなさんと笑う田岡さんに、熱くなりました。
あと、仕事っていいなあ、と思いました。
最後の感情
サプライズは、どこか冷めた目で見るタイプだったのですが、
今回心がかき乱されました。
どうやら、感動できる側の人間だったようです。
帰りに田岡さんの職場の社長さん(高田さん)にご挨拶しました。
私たちはブリッジラウンジではなく、田岡さんの前職で成婚したので、
純粋に祝ってもらったのが嬉しかったからです。
ソープフラワーも頂きました。
田岡さんも、高田さんも異性愛者ですが、
異性愛者の方々が先陣を切って後押ししてくださるのは、またひとつ表現し難い気持ちです。
信頼されていた友人に傷つけられた後に、他の友人に癒された後のような。
そんな感情です。
本当に感謝しかありません。
リンク
ともみんの職場の外部リンク貼ると
アフィリエイトかと思われちゃうのでやめますが、
今回の件、ブリッジラウンジさんの公式ブログも記事にしてくださっているとのことで、お暇なら探してみてください。Let's 検索!
※ピンクと水色のソープフラワー
(よく見るとクマちゃん、ワンちゃんです。キュート!)
幸せになります。。。
ゆき
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