花が自分の想いを連れて

7月上旬。
向日葵が咲いた。
連日雨が続き、毎朝の習慣の水やりができない日も多かった。
でも愛情をたくさん与えた花は大きくなり開花して一瞬の流れ星かのようなスピードで愛と裏腹に儚く枯れていく。
過程から開花から老いていく。
人間もそうである。半永久ではない。
長いか短いか。
ただその一瞬でも渡したいと思う人に出会い、その人の手に育てた向日葵が自分の想いをのせてその人の所に導いてくれた。
また、向日葵ではなくても今もなお育て続ける。
きっと終わらないのだろう。

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