Shu Nakajima

Shu Nakajima

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花が自分の想いを連れて

7月上旬。 向日葵が咲いた。 連日雨が続き、毎朝の習慣の水やりができない日も多かった。 でも愛情をたくさん与えた花は大きくなり開花して一瞬の流れ星かのようなスピードで愛と裏腹に儚く枯れていく。 過程から開花から老いていく。 人間もそうである。半永久ではない。 長いか短いか。 ただその一瞬でも渡したいと思う人に出会い、その人の手に育てた向日葵が自分の想いをのせてその人の所に導いてくれた。 また、向日葵ではなくても今もなお育て続ける。 きっと終わらないのだろう。

    • 濁り水

      濃い色の青と赤の色の絵の具を分厚い紙に混ぜている様な気持ちだ。 そんな感情になってる原因は紛れもない自分自身だ。 今回の人生で取捨選択してきて、色が混ざり合う気持ちになる。混ざりながらも捨てきれてないこともたくさんあり、あぁきっとこれが後悔ってやつかと自分自身を悲観している。 仕事もそうだ。楽しいから、いつのまにか責任感なのか相手のミスを見過ごせないのか苛立ちさえ覚える。天気のせいなのか。なぜ優しくなれないのだろう。そもそも優しくなる必要があるのか。 気持ちが絵の具の様だ。

      • ありがとう

        あと何回生まれてきてよかったと思えるのか。あと何回生まれてきてくれてありがとうと言えるのか。

        • 死にたいと思ってる人には俺に会いに来いと言うが、自分が死にたい時は誰が助けてくれるのだろう。目を閉じるといつも最悪な事態を想定し、何をそこまで執着してすがるように生きてるのだろう。どうせ違う仕事でも同じだと思っているからなのか。未来の自分が変われない同じ道を進んでいくと思うからなのか。

          4年目にしてついにお別れ

          俺には約4年間寄り添って生活してたものがある。そんな大層なものではない。 今となっては聞いたら虫刺されなのが外傷なのかわからない。 そう。おそらくアマゾン川を筏で下っていた時にできたものである。 右足に刺されたような跡がありずっとイボのように硬い腫れた状態だった。 ではなぜ4年間なのか。南米の旅を終えた後、お金が尽きてカナダで半年位仕事をしていてお金がなく病院にも行けず、日本に帰って皮膚科に3件行くが、塗り薬で抗生物質など試したがダメであった。切開は一度19歳の頃にしたことが

          4年目にしてついにお別れ

          心が虹になり冬になる

          秋から冬に変わり、いったいいつどこの何のタイミングで秋らしく、いや冬らしくなったんだろう。庭に植えてあるブルーベリーの木葉が一斉に赤くなり始めた時?落葉樹の葉が木からこぼれ落ちた時か。それとも変わり目のタイミングで気圧のせいで頭痛がしているのか人の動きが新しい年に向かって動くスピードは早く見えてるからだろうか。複雑じゃない。ちゃんと息もしてる。血圧も90ダイだ。自分の中ではある方だ。空をみて白い息がでてもう冬が始まる。 季節や行事なんて俺からしたら何も変わらない毎日で日本に帰

          心が虹になり冬になる