見出し画像

理学療法士×パーソナルトレーナーのミッション

最近私が活動している店舗にて、店舗内では最高額のプランを制約をしていただくことがありました。
主な内容は、

・病院または医療機関で思うようなリハビリを受けることが出来なかった。
・リハビリの期限が切れたが、まだ達成していない目標がある。
・退院をしたのはいいが、入院生活と自宅での生活に大きなギャップがある。

といった方を対象とした、退院後の日常生活を変えるべく立ち上げた、リハビリ特化型のプランです。
医療現場にいた時には中々できないことを、今の環境ではやらせていただいています。


まず医療現場の現実として、、、

通常、医療機関でのリハビリは、1単位:20分という区切りで、2単位(40分)、多くて3単位(60分)で対応することが多いです。基本的には毎日続け、退院までに必要なものを精査し、退院後に必要なものも考えた上でリハビリは進めていきます。

実際私も病院勤務経験はあり、退院までのサポート、退院後に状態が悪化しないような自主的なメニューの提案はしていました。

が、退院したけれども症状が元に戻ったせいで再入院。家で動く時間が減り認知症が進行してしまう。

結果、自宅に帰ってからの方が体の状態悪くない!?


という方も何人も見てきました。
病院から退院をし、リハビリを思うようにできる環境って周りを見渡してみても意外と少ない。デイサービスや訪問リハビリでも、どうしてもやれることは限られてしまうことが多い。


こういった経験から、

【退院してからの生活を充実させる環境を作り出せないか??】

と考え、現在のプランを作るのに至ります。

家に帰って、できる限りのサービスを使い、本人やご家族に負担の少ないような生活を目指す。

これも間違いのない1つのあり方だと思います。
ただ、何かしらの病気や怪我を患っても、


もう1度〇〇をできるようになりたい!
孫と一緒に遊びに行けるようになりたい!
好きだったゴルフがまたできるようになりたい!


と思う権利は誰にでもあります。

これを実現させるのは医療機関ではない環境で活動している我々だからこそできること。と、理学療法士を持つパーソナルトレーナーとしてできる1つのミッションと捉えています。

ただ、我々理学療法士、トレーナーとて神様でもなければ魔法使いでもありません。なので不可能なものは不可能です。(手術をする、病気を治すなど。。。)この勘違いは絶対にしない方がいいです。時によってはお客様を傷つけることにもなりかねません。

私が目指しているのは、

【可能だけど、諦めていたもの】を実現させる。

ことです。

退院してからが日常生活はリスタート。
あなた、もしくはご家族が悩んでいた[もうできないよね。]は本当?
もう一度頑張ってみよう。その気持ちをぶつけて欲しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?