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「バリュー浸透」を「バリュー親交」と考え、実施していった施策まとめ

今回は、昨年7月に新バリューを発表してから、社内向けにバリュー浸透施策としてどういた取り組みを行ってきたのか、半年間の取り組みをまとめて記載していこうと思います。

浸透ではなく、親交

まず導入部分として、この一般的に言われる「バリュー浸透」という言葉と考え方のスタンスをお話できたらと思います。
この「バリュー浸透」、自分的にはあまりしっくりきていないのが正直なところ。浸透だと、浸透させる感が強く、運営側の目的意識が強く出すぎている気がするのです。バリューの浸透は手段であって、目的になってはいけないと思うので、もう少し違う捉え方を本当はしたい。

自分的には、浸透させるというよりは、バリューと親しくなってもらう感覚で進めています。親交を深める感じ。ヒタヒタ染み込ませていくのも重要だとは思いつつもお肌と一緒で浸透しやすい肌の人もいれば、水分を弾くタイプの人もいるので、もっと中長期で取り組んでいくスタンスを持っているのは大事なのかなと思っています。
それでいくと、少しずつでもいいので、顔を知ってもらって、キャラクターを理解してもらい、会話をしたりいじってもらったりしながら、段々とお近づきになる、そんな思いで様々な活動をしています。
この親しくなるためのアプローチは、様々な工夫ができるわけで、ここにも会社のカルチャーがでるのかなと思っています。

フォーマットを作ってみた

今回、バリューを新しくしたことで、このバリューと親しくなってもらうための動きをするわけで、チームで取り組む中でやるべきアプローチを整理する意味合いでフォーマットを作ってみました。

バリューアクションフォーマット

バリューと親しくなってもらうためにはまず顔を知って(理解して)もらう必要があり、その上で一緒になって盛り上がれる(共感を得れる)と距離がぐっと縮まります。そして、気づけばその人のことを考えていたり、その人に沿った行動が取れてるともうかなりの親しい間柄なのかなと。

この「理解」「共感」「行動」にはそれぞれ段階的な階層があり、より深くなることにより、親密度は上がっていきます。
ということで、3段階の深度をつくり、それぞれ言語化してみました。

パネルごとにアクションを決める

それぞれ9枚のパネルに対して、会社としてできることを企画し描いて実行していきます。それがこちら(下記図)

パネルごとの施策

ここにはわかりやすく代表的な取り組み施策を当て込んだので、当てまはらない施策も合わせて他にもいくつか行っていたりはしていますが、新バリュー発表からの半年で仕掛けたある程度のものは網羅されているかと思います。このフォーマットの中で足りてないもの、できてないものを考えて動いていったりもしました。

1つひとつの施策自体には、今回あまりフォーカスを当てはしませんが、まずどの会社も確実にやる常識的なアプローチから、少しオリジナリティあるものまで様々な切り口で実施してきました。
これらの施策は、全部が全員にクリティカルヒットはしなくても良いと思っており、様々な角度からアプローチをすることで、一定の頻度でバリューと出会い、定期的にバリューを意識するように設計しています。研修やワークショップの内容次第でメッセージ性も変わりますし、やはりそれぞれの会社ならではのアプローチがあるのかなと思います。

社内掲載ポスター
バリューガチャ

バリューはすべてのベースになる

様々なアプローチを行ってきてはいますが、この取り組みに終わりはありません。中長期目線で形を変えながらより深く進んでいきます。親しくなったら一緒に住んで、一緒に遊びまくるというわけです。
そして、会社の事業推進においてあらゆるアクションのベースにバリューが置かれていることが当たり前になっていくのが理想です。予算の立て方や制度の設定、日々の社内コミュニケーションやクライアントやパートナーへの振る舞い、WEBサイトのデザイン、UI/UXからコーディングまで、その全てがバリューに沿った思考やアクションから生まれたものになるのが1つの理想だと思っています。
そうなると、決断や意思決定は早くなるしブレなくなって、クオリティも担保されるから、どんどん権限移譲ができるようになる。その結果、たくさんの機会が生まれ、チャンスが広がっていきます。

出会ってまだ半年のバリューと、私達はこれからもどんどん仲良くなって、いつでもどこでも頻繁に出てきてもらって、一緒にワイワイやっていければと思っています。そのための仕掛けは様々な形で着実に実行していきます。

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