その感想が作り手を満たす
嬉しかった事を書きとどめておきます。
クライアント様に納品するテキストを書き終わりまして、お支払いをいただき、月末に間に合ったとひと安心していました。
そうしたら先方から納品したものに対して「とても読みやすく、文章に引き込まれました」と、メッセージをいただけたのです。
ああ、書いてよかったな、と思いました。
書く側は「これでちゃんと伝わるかしら、途中でつまらなくなって読むの嫌になったりしないかな」と悩んだりしていたので、クライアント様の引き込まれたという肯定は不安を吹き飛ばすのに十分でした。
今回挑戦した仕事が、普段noteで書いているものより文章量が多めだったこと。自分の好きに綴ればいいnoteやツイッターと比べて、読者に過不足なく内容を伝えなくてはいけないことなどがあり、若干プレッシャー強めでもありました。
けれどこれを完遂できたのは、最近noteで連続投稿をして文章を書く感覚に慣らしていたおかげ。やっていたことが役に立った、と実感できました。
誰に感想を求めるでもなく、自己満足で綴るだけのものは自由で気楽です。
ですが、自分がどのくらい成長したかは、他者の目に触れさせて反応をもらうまで、皆目わかりません。
SNSで『絵師成長録』のような企画があります。
描いた絵を一か月ごとに一枚選び、一年分十二枚並べることで、どれくらい描いたか・上手くなったかをアピールできるものです。
絵は並べてみることで上達がぱっと見で分かる事も多く、これは自信になるだろうなと思って眺めています。上達がなくとも、定期的にちゃんと描けてるだけで偉い。
文章は、なかなかそうもいきません。
筆者の書きたい事や性格を把握した上で、文章を読むのが苦ではなく、悪いところや良いところを的確に見極めてちゃんと伝えてくれる存在――友人・先輩後輩・師匠や審査員など――がいないと、難しい部分があるように思います。
二次創作だと、描かれているキャラや作品自体の人気によって、コメントや評価をもらえるかどうかが左右される部分もあります。
そんな感じで十五年くらいやっていたので、今回クライアント様からいただけた感想は望外の喜びでした。
お仕事、もう少し頑張れそうです。
noteの更新も、楽しんでいきます。
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