Core ML Tools本 v1.0への執筆ロードマップ

1.5ヶ月ほど前に以下のような記事を書いた:

技術書典8は中止になったが、代わりに「技術書典 応援祭」というオンラインイベントが開催されたので、諸々加筆して製本したものを販売した:

本文150ページという個人出版の本としては結構なボリュームになったが、しかし実はバージョンは1.0とはしなかった「最低限加筆したい項目」があともうちょっと残っているからだ。(なので基本的に紙版の単品売りはしてなくて、アップデートを入手可能な電子版とのセットで販売している)

6月にはWWDCが開催され新規項目がたくさん出てくると思うので、それまでにv1.0として一度固めておきたい。

というわけであと何が残っているのか、ここで棚卸しをしておく。

Must

Core ML Tools本としてはこれらの解説を備えていないと不完全であると言わざるを得ない。

・mlmodelファイルフォーマット・・・これを把握しておけばCore MLという技術全体の見通しがよくなって今後のアップデートも追いかけやすくなるし、執筆側の事情でいうと下書きのままになってるメタ情報付与の説明もスッキリ書ける。

・onnx-coreml / PyTorchモデルからの変換・・・新しめのモデルはPyTorchで実装されることが多い気がする。ONNXは汎用フォーマットとして普及しつつあるようなのでここは外せないなと。

Nice to have

「あったほうが良い」が必須ではない項目:

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841字
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