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絶望と共存して、それでも生きてゆく

絶望感。
突然訪れたなあ、という感じ。

お慕いしている方々の数々の発言などを見るに、わたしにもいつか分かる日がくるのだと、なんとなく悟っていたのだけれども、明確な出来事があったわけでも、前触れがあったわけでもない。

もしかするとここ数日で何か起因する出来事があったのかもしれないけれど、少なくともそれをいまのわたしは自覚していない。

ただ単に、絶望とはこういうものか、と悟ってしまった。
あまりにも突然やってきたものだから、正直驚いている。
笑えない、全然笑い事にならないのだ。

落ち込んでいるわけでも、精神を病んでしまっているわけでもなく。
単純に、うわー、これが絶望だ…どうしよう…。という感じ。

恐らくこの感覚、一生経験することのない人が世の中の大多数(マジョリティ)だろうな、と。

最近、社会という単位で自分を捉えたときに少数派(マイノリティ)であることを改めて自覚して、甚くショックを受けたことがあった。
周りから「君は変わっている」と言われることが多かったので、本質的に自覚はなくとも、まあ多分違うのだろうな、程度に捉えていた。一方で、SNSの世界では当たり前のように自分と似た感覚の人がゴロゴロといるので、「なんだ、割といるじゃん」くらいに考えていたのだ。
さらには現実世界でも、「似てると思う」といった理由で仲良くしてくださる歳上の方々や、歳下の友人が、コミュニティが変わっても少なからずいたので、「わたしは変わっているが、同じ感覚の人は世界のどこかにいる」と希望を持つことができていた。

今でもその考えは変わらないのだけど、同世代という視点で周りと自分を捉えたときに、わたしは、わたしだけが、ふわふわと浮いている。
もう少し、近づけると思っていたのに。
分かり合えないことがこんなにも辛いなんて。

世の中のことも、人間のことも、どうにもならないことも、社会の仕組みも、なんもなくわかってきて、

「いつか分かり合える」「いつか出会える」「いつか平穏な暮らしを手に入れる」

いつかって、一体、"いつ"なのだろう。

絵の具を真っ白な紙にこぼしてしまったときのように、不安という染みがじわじわと広がっていく感覚。

突然訪れたなあ、という感じ。

それでも生きていかなくちゃいけない。

なぜ?


希望を捨てられないから、なのだと思う。
執着するのも悪くないよね。それでも生き延びることができるのならば。


もう少し、踏ん張ってみようと思う。

不確かな日々なのだけど、例え、選んだ先に何もなくとも。


いつか、だれかに見つけてもらえるよう、
そして、わたしもだれかや何かを見つけることができるように。


今日の #なうぷれ🌔
お慕いしている古川本舗さんの新曲がリリースされたので。
いまのわたしは、こんな気持ちだよ。

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