778キロ先の夜を、電話越しに散歩する

わたしは歩くことが大好きだ。知らない街、はじめての場所、見たことのない景色。それらを探すためにわたしはいつも、歩いている。

先日、友人の家で週に一度の仕事のミーティングをして、終わったころにはまだ20時半。明日もおやすみだし0時までに家に着けばいいかな、なんて考えたりすると不意に家に着くまで遠回りをしてみたくなって、Google マップを頼りに、知らない街を歩いてみた。

ポケットにはスマートフ

わかんないと思う、わかってほしくもないのだけど、あなたが嘘をつかなくても生きてゆけますように、と願っている、願ってしまう。

過ぎし日を振り返る弱さは、お陰様でとうの昔に捨てたのだけど、あなたがどうしようもない日の木陰になるくらい、ほんの少しくらいは許してもいいのかもしれない。