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職業は企業PRなどのクリエイティブ制作。 パンフレットなどの印刷物のデザイン制作からウェブサイトなどのデジタルメディアまで 保護犬だったバモスといっしょに暮らしています。 犬と暮らすこと。 保護犬を迎えること。 そして、一匹でも多くのワンコが幸せになるための活動のことなど。

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最近の記事

君の名は

以前も書きましたが、「バモス」の名前の由来はHONDAが以前製造していたワンボックスカー「VAMOS」です。保護犬として引き取られたときに、兄弟犬それぞれ、車の名前をつけてもらったうちの一頭です。 また「バモス」というのは、スペイン語で「Let’s go!」という意味だそうで、英語圏でもスラング的に「OK!バモス(さあ、いこう!)」という風に使われるらしいです。バモさん、ええ名前をつけてもらったなぁ。 名前。 僕の行っている犬猫愛護会わんぱーくというボランティア団体でもそ

    • #1 プロローグ

      バモスはせまい箱の中にいました。 バモスは3ヶ月の子犬で、兄弟犬ムーブと身を寄せ合ってその箱の中にいました。 箱は硬いプラスチック製。 一方がスライド式の柵になっていて、そこから外の光や空気が入ってきます。 バモスは、外の様子を知りたくて、柵の間から入ってくる匂いを嗅ぎ、聞こえてくる周囲の物音に耳を傾けました。嗅いだことのない匂いがし、聞いたことのない「にんげん」たちの声が何種類か聞こえました。 「ねえ、ムーブ、ここはどこだろう。ぼくたちどうなるんだろう。」 「バモス

      • 犬とあるく

        犬にはさんぽが必要だ。 バモスと毎日、朝晩2回さんぽをしています。 バモスは基本的に家の中で排泄をしない子になったので(シェルターでは、犬舎内にさんざんやりちらかしていましたが、やっぱり自分の住処が決まるとちゃんとできるみたいです)、寒くても雨でもちょっとだけでも外に連れ出す必要があります。ただ、さんぽは排泄のためだけに行くわけではありません。 バモスの体型は、前足はわりと立派でたくましいのですが、逆に後ろ足はじゃっかん弱め。座った時には後ろ足はちょこんとしていて内股にな

        • バモスの取説

          ビビリ犬バモス我が家の愛犬バモス。2019年1月に犬猫を行政の依頼で引き取って保護し里親を探す活動をしているボランティア団体「わんぱーく」から譲渡してもらった元保護犬です。2017年6月生まれなので、この記事を書く時点で、ほぼ2際。いま青年犬として元気な盛りなのではないでしょうか。だけどこのバモス、根っからのビビリ犬でシェルターにいた頃は、シェルターの施設内では元気に走り回っていたはずが、いざ散歩の時間に連れ出すと、外の世界が怖いのか、慣れたボランティアさんとでも途中で立ち止

        君の名は

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        • オーケー、バモス
          1本

        記事

          ボクが犬と暮らすということ #2

          ボクのこと シゴトバモスやうずのことを書くまえに、まずはジブンのことを書こうと思います。 大阪で万博博覧会が開催された1970年1月に生まれました。高校を出て印刷会社にデザイン関連で就職しました。働き始めた年に昭和が終わり、平成をまるっと超えて、令和となった今は、岡山県津山市に本社を置く「レプタイル株式会社」というところで、デザイナー・クリエイティブディレクターとして勤めています。 この平成30年間のデザイン業界は、他に漏れず技術革新の波をもろに受けた激動の時代。就職当初は

          ボクが犬と暮らすということ #2

          ボクが犬と暮すということ #1

          なまえはバモス犬を飼っています。というか、犬と暮らしています。 名前はバモス。少し前までHONDAがつくっていた車の名前。8匹きょうだいで、それぞれにも「タント」「ムーブ」「キャロル」「マーチ」など車の名前がついていました。 名前をつけたのは、ボクじゃなくて、うちに来る前からバモスと呼ばれていました。バモスは保護犬として、ミルク飲みの頃からボランティアさんたちに育てられ、車シリーズの名前は行政の保護施設から、ボランティアさんが引き取る時につけてくれた名前です。 出会いボク

          ボクが犬と暮すということ #1

          ばもすがきたよ

          ばもすがきたよ