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ボクが犬と暮すということ #1

なまえはバモス

犬を飼っています。というか、犬と暮らしています。
名前はバモス。少し前までHONDAがつくっていた車の名前。8匹きょうだいで、それぞれにも「タント」「ムーブ」「キャロル」「マーチ」など車の名前がついていました。

名前をつけたのは、ボクじゃなくて、うちに来る前からバモスと呼ばれていました。バモスは保護犬として、ミルク飲みの頃からボランティアさんたちに育てられ、車シリーズの名前は行政の保護施設から、ボランティアさんが引き取る時につけてくれた名前です。

出会い

ボクがそのバモスと出会ったのは、2017年の10月とある歯科医院のロビー。中ぶりのクレートに入った2匹の子犬のうちの色が黒っぽい方がバモスでした。もう片方は兄弟犬ムーブ。ムーブのほうが人懐っこくて、クレートの扉を開けると這い出してきて眼の前の人の匂いを嗅いだり、ごそごそとしていましたが、バモスのほうはクレートの扉のところで、上目遣いで外の様子をうかがい、知らない人がいることがわかるとすごすごと後ずさりしてクレートの中に入っていってしまいました。初見では、どちらかといえば、ムーブのほうが懐っこく可愛く感じ、バモスのほうは「保護犬ってこんなに臆病なんだ」と思った記憶があります。

歯医者で犬?意外な組み合わせですが、その歯科医院のロビーで、その日「NPO法人 犬猫愛護会わんぱーく」の、ボランティア参加希望者へのオリエンテーションが行われていました。ボランティア希望だったボクがそこへ行き、オリエンテーション後に、同じ場所で行われる譲渡会へ参加のため。連れられて来ていたバモスと初対面をしたというわけ。だけどその時はバモスのことはそんなに意識はしていませんでした。

どういう経緯で、ボクがそのボランティアをはじめ、バモスがうちの子になったか、そこを語るには、まず先代犬「うず」のことを話さないといけません。バモスのこと、うずのこと、そしてボランティアや動物愛護のことなどは、これからおいおい書いていきたいなと思っています。

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