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「私らしい言葉で話す」はこんな本

とうとう、明日 5/2(火)に
二作目の著書『私らしい言葉で話す ー自分の軸に自信を持つためにー』が
全国書店にて発売となる。


このnoteでは、この本の概要や、どんな人に読んでほしいかということを
まとめました。
どんな本?と気になられた方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

「私らしい言葉」って何?

まず、この本の題名「私らしい言葉」とは何だろうか。
そして、それを持つ人とは、どんな人を思い浮かべるだろう。
たとえば、
「SNSで発信する言葉に力がありつい最後まで読ませる人」

「プレゼンテーションで聴衆の心をわしづかみにする人」
「適切に議論ができて、無駄なケンカにならない人」
「ウイットに富んでいて、真面目な話を面白く伝えられる人」

などを思い浮かべるひともいるかもしれない。

発信がうまくなりたい。
どこでもキラリとした返答ができる人になりたい。
自分を上手く表現できるようになりたい。
人にうまく思いを伝えたい。
生まれてから同じように言語を習得してきても、
その使い方に差がでるのはどうしてなのだろう。

性格の問題?私は内向的だから、言葉で伝えるのは無理?
と思う人もいるかもしれないが、私はそうは思わない。
逆に「内向的」だからこそ、自分の言葉を持ちやすいのでは?と思う。

つまりそれは、性格の問題ではなく、
言葉をつかってどのように自己の体験、経験に向かい合ってきたか。ということだと思った。
きっと使っている言葉が、その人の見えている「解像度」にも関係してくると思うのだ。

言葉よりも行動が大事でしょ。という昭和気質というかシャイな方もおられるかもしれないけれど。でも言葉は、人の為でもありますが、自分の為に使うものでもある。

そこで、この本では、「自分らしい言葉」を身に付けて、
人生を豊かにするためのヒントを書いた。

各章について

たとえば、
第1章では「私らしい言葉」について考えながら「私らしい言葉」を身に付けるうえで、必要な 一つ目の要素 「語彙力」「表現力」の磨き方について説明した。
ものごとの解像度と語彙力は関係している。
実体験したことを、丁寧に言葉に落とし込むための表現力とは、
どのようにすれば養えるのだろう。


第2章では、自分と真摯に向き合い、自分のことをよく知るための方法をお伝えしている。
「経験」は 「私らしい言葉」を身に付けるために必要な二つ目の要素だ。
語彙だけが豊富でも、自分という人間の核が弱いと、結局言葉は薄っぺらいものになってしまう。
人間の核とは何か。そして、人生のハードシングスに出くわしたとき、それに飲み込まれずに自分の肥やしにしていくためにも、自分の言葉に助けてもらえる方法を書いた。


第3章では、目線を自分の内から外に向けて、世界を自分なりの軸で捉える方法を考えてみた。シンプルに言うと、感性のある人になる方法。
その中で、「驚く」ことの力について、書いてみた。
私の知人の「驚くのが上手な人」がどのように人生を幸せにすごしているか。その秘訣を探った。この章は、私も特にお気に入り。

さて、
「自分軸」。今よく聞く言葉だけれど、これはどういうことなのだろう。
自分の未来を自分の価値観で選択するだけでなく、
世界へ自分の軸をしっかり立てていくとは、どういうことなのだろうか。

ここまでが 「思考するための利器としての言葉」つまり自分を知ることについて書いた章だ。

ここからは、他者と関わるときに使う言葉について、だ。

第4章は 「私らしい言葉」を人と分かち合う技術について。
対話の技術、コミュニケー ションの技術です。
自分と人との境界線を探ること。
そのために
「情報伝達の手段としての言葉」を掘り下げている。
おじいちゃんとおばあちゃんが、何も言わずに互いの思いを共有できているのは、なぜだろう。
私らしい言葉だけでなく、言葉を超えたものについても触れてみた。

そして、第5章では、「私らしい言葉」を持ち、感性豊かに生きることで、自分も周りも、そして世界も幸せにすることができるという話をしている。

最初に語彙を学び、そして自分を知る。
それは、ついには、世界と繋がり「世界を変える原動力としての言葉」に
なっていくのではと思う。


本当の前向きさとは


「本当の前向きさ」とは人生と向かい合うことである。

苦しいとき、大変なとき、私をいつも鼓舞してくれる言葉だ。
この本は、社交的かどうか、ではなく、自分の人生を楽しんでみよう、と思う皆さんに読んでいただきたい本だ。

特に、
○クリエイティブな能力を活かしたい、感性を活かす仕事をしている、もしくは、これからしていきたい人
○仕事やプライベートで上手く伝える力を身につけたい人
○自分にもっと自信をもちたい人
○ネガティブな感情にもう流されなくなりたい人
○豊かで幸せな人生を歩みたい人

に読んでいただけるときっと、何かお役にたてるのではと思うのだ。


言葉とは、共有財産である


そして、私がこの本をとおして、「言葉」で伝えたことが、
だれかの人生に共有されていくこと。
読書とは、その言葉の交換を、時間を超越してできる事でもある。

去年私が書いた本が、今年の皆様の人生にすこし彩りを伝えることができたなら。
そして、その方の感想を私が今年目にすることは、
過去から未来へむけて、そして未来から過去へむけて、
タイムマシンのように「言葉」が旅をした、ということなのかもしれない。

ぜひ、本を通して、対話をさせていただければ本望であります。

5/2、全国の書店で発売開始します。
ぜひお手にとっていただけますと、嬉しく思います。

この本の執筆中の気持ちや、出版秘話は、こちらにまとめました。
よろしけらばこちらもぜひ!


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